動画を見ましたが、もうむちゃくちゃですね。
ハンドル持つと性格変わる人は結構いますが、その酷い例なのか、それともハンドルを持っていないときも暴力的な性格なのか。
いずれにしても許されません。
このブログでは何度も何度も書いていますが、現代で車をなくす社会は考えられません。
だからこそ、年間に4000人弱が交通事故による死亡、約5万人が交通事故による怪我をしているにも関わらず、車不要論は出てこないのです。
仮定の話ですが、例えば車がなくなったら、経済や利便性という面で社会が後退するのは間違いありません。
車社会の光と影のうち、影の部分をどうやってなくしていくか、ということにエネルギーを注ぐべきです。
あおり運転なんて、もってのほかです。
しかし、もってのほかと言っても、そういう人が少なからずいるわけです。
そういう人を批判するのはかまいませんが、それによって今あおり運転をしているひとが、自分の運転を見直す、というのは考えにくいでしょう。
だとしたら、こういった事件を受けて、今後どうやったら防げるのか、ということを考えていかなくてはなりません。
被害者側はまず、詰め寄られても窓を開けないこと、そして大抵の場合携帯を持っているでしょうから、迷わず通報することです。
あおり運転自体をなくすためには、車自体の制御が求められるでしょう。
以前も書きましたが、法定速度が高速ですら100km/hなのに、それ以上スピードが出る車を一般向けに販売する意味は全くありません。
それに、最近は衝突防止のために、車の近くに物体がある場合に警告音を鳴らしてくれる機能があるようですが、警告音だけでなく、運転自体を制御できるようにすれば良いと思います。
さらに、上空から走行車両を人工知能で解析させ、あおり運転を発見と同時に最寄りのパトカーに連絡がいく、といった仕組みなど。
方法はいろいろとあります。
もちろん、あおり運転をするような人が出てこないような社会の仕組みつくりも必要ですが、実際のところそううまくはいきません。
車社会の影を直視し、現実的な解決方法を実践していってほしいと思います。