日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

物欲はありますか?

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宝くじにあたったら何に使いますか。

 

この手の質問って昔からよくありますよね。

どうせ仮定の話なので、勝手に制約を設けたとして、使いみちが「モノ」限定だった場合、何を買うか、ということを自分で考えてみたところ、、、

 

何も思いつきませんでした、、、

 

若い頃だったら、ギターと答えたろうと思います。

MartinだったりGibsonだったり。

こういった高価なギターには憧れました。

 

じゃあ今は、というと、もちろん今でもほしいですが、もし同じ質のギターがあったら、別に高価でなくてもブランドが有名でなくても良い、と思うようになったわけです。

判断がより現実面重視になった、ということですね。

 

ギターに限らず、歳を重ねるにつれ、お金の使いみちも現実面や機能面重視になってきたように感じます。

興味がない分野は、平均を下回らければ良い、興味がある分野は質が高ければ良い、という感じですね。

ちなみに興味がない分野の一例を上げると、服です、、、

 

結局「これにはどこまでもお金をかけたい」と思うものがないのです。

お金をかけた分だけ良くなることが確定しているものならば良い。

ただ、「モノ」という枠組みでそんなものありますか?

 

例えば車は高級な方が乗り心地も良いしスピードも出るのかもしれませんが、最高級国産車と世界一の最高級車の違いは、多分私にはわからない。

そこにどこまでもお金をかけるのならば、一生レンタカー乗り放題、のほうが嬉しい。

で、これはモノではありません。

 

モノという枠を取り払ったら結構思いつきます。

旅行、プレミアライブのVIP席、宇宙飛行、、、

見事にモノ以外ばかりです。

 

 

現実面や機能面とは別で物欲を感じるものとしてよく聞くのは、時計とか服、あと上記した車、家なんかもありますね。

これらは、現実面や機能面はまったくないわけではありません。

100円ショップの時計よりは、数万円出した時計のほうが時間はズレにくいだろうし、つけ心地も良いし、耐久性もあるでしょう。

服も車も家もそうです。

 

ただ、これらにお金をかけたいという人は、そういう機能性や利便性を求めているわけではなく、それを所有しているというステータスを求めているのだと思います。

でなければ、自分でネジを巻く必要のあるロレックスを買う訳ありません。電波時計のほうがよほど時間は合います。

 

私は、そういう現実面や機能面以外に価値を感じる人をバカにしているわけではなく、むしろ羨ましいと思うのです、自分には無いので。

 

でも、こういうのって気づいたらそういう価値観になっているのであって、意識的に感じるものでもありませんからねぇ