ギター・マガジン 2019年11月号|MAGAZINES|リットーミュージック
久しぶりに雑誌を買いました。
今回買った理由は、特集内容です。
知ったきっかけは、私が最も好きなギタリストの一人である梶原順さんのツイート。
数ページですが、インタビューとか載ってます。https://t.co/MXv74AV4kK
— 梶原 順 (@junkajiwara) October 13, 2019
特集内容は、JPOPとギターです。
ギターを好きな人は多いですよね。
かくいう私もギターは大好き。弾くのも聞くのも大好き。
でも、ギターが好きな人って、ギタリストの演奏やアルバムにどんどんいっちゃいます。
で、それとは別にJPOPがあります。
名前の通り、日本で売れている音楽です。
JPOPの中では、ギターがいっぱいなってますが、そこに注目する人ってそんなに多くありません。
でも、実際のところは、日本のトップギタリスト勢揃いです。
歌ものの後ろで弾くギターは、クラプトンやレイボーンのようなギターではなく、仕事人としてのギタープレイが求められます。
要するに、目立ち過ぎちゃだめ。
そりゃそうです、メインのアーティストは別にいるんですから。
じゃあ、言われたことを淡々とこなせばよいか、といえばそうでもない。
数々のギタリストが出てきますが、そのギタリストでないといけなかった理由がそこにはちゃんとあります。
目立っちゃいけないけど、個性は必要。
んーーー、ムズカシイですね。
この特集に出てくる曲を改めて聞きなおすと、その感じがすごく伝わってきます。
私は梶原順さんフリークなので、梶原さんっぽいギターは聞き分けられる自信がありますが、SPEEDや浜崎あゆみさんの楽曲中に出てくる梶原さんのギターは、バリバリの梶原さんカラーでした。
これは、上手い下手の問題じゃない。
(まあ、プロだからそこに問題なんてあるわけないんですけどね)
バリバリの梶原さんカラーだけど、作品としてみたら、そのプレイは控えめです。
それは音量としても、プレイの派手さとしても、です。
日本の音楽が最も売れたその時期、売上を支えた楽曲には素晴らしいギターが不可欠でした。
それは、POPSファン兼ギタリストとして、とてもうれしく思います。
みなさんも是非手にとって読んでみてください。
ギタリストの真摯さ、子どもっぽさ、マニアックさ、そして個性が垣間見えますよ。