熾烈な争いですね。
決済業界にメルカリが「メルペイ」として参入した、と思ったら次は、フリマ業界にPAYPAYが参入しました。
PAYPAYはキャンペーンなどの効果もあって、十分に浸透したと思います。
街のいたるところで、例のロゴをみかけます。
お金があるんでしょうね、フリマでは送料を全部負担してくれるそうです。
出品する方も「送料込のほうが売れるけど、実際にお金がかかるわけだから、その分を上乗せして、、、」なんて考える必要なし。
スマホでの見た目は、びっくりするくらいメルカリそっくりです。
早速いくつか出品しましたが、この流れもメルカリとそっくりで、問題なく出品できました。
ただ、私はいまでもスマホよりパソコンの方を多く使うので、ブラウザ対応しているという部分では、メルカリの方が良いかもしれません。
ニュースによると、パソコンでの使用も近いうちに可能になる、とのことです。
そもそもメルカリが出てきた時に、打撃を受けたのは多分ヤフオクではないでしょうか。
私がメルカリを知ったきっかけは妻で、なぜヤフオクではなくメルカリを使うのか聞いたところ、簡単だから!という簡単な答えが帰ってきました。
でも、使ってみると確かに簡単です。
出品するボタンを押すと、ウィザード形式に従うだけで出品までたどり着けます。
ヤフオクの出品がムズカシイと思ったことはありませんが、メルカリに比べるとたしかに、というところがあって、こういうテクノロジーに対する苦手意識がある人を取り込んだ、ということではないでしょうか。
もちろん、オークションとフリマはちょっと違うので単純比較はできないかもしれませんが、ヤフオク内にもフリマはあります。
その知名度は、メルカリに比べると低い。
と、ここでフリマ専用アプリが出るわけです。
操作性はメルカリに完全に寄せているので、卑怯かもしれませんが、メルカリが使える人なら使えます。
これはPAYPAYの逆襲にメルカリもヒヤヒヤしているでしょうね。
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この業界が熾烈なのは当然かもしれません。
街での買い物
ネットショッピング
フリマ
タクシー移動
これらをPAYPAYですべて実現できるわけです。
街での買い物→PAYPAY
ネットショッピング→Yahooショッピング
フリマ→PAYPAYフリマ
タクシー移動→DiDi
極端な話、給料が入ってきたら、それをPAYPAYの残高にガーンとつっこめば、現金を全く見ずに生活することが可能です。
Yahooカードを持っていれば、残高を突っ込む必要もありません。
(クレジット直で支払、チャージともにできるから)
生活の中で対応していない分野といえば、タクシー以外の交通機関ですかね。
これはSuica、その他の交通系ICが全国のカードと互換性をもたせているので、とても使い勝手がよくなってます。
前にも書きましたが、改札でPAYPAYアプリを起ち上げて、というのはいまのところスピードに難ありでしょう。
いろんなサイトで書かれていますが、本当はSuicaの普及に本腰をいれたら、あっという間に広まったのかもしれませんね。
でも、もう時既に遅し、というところでしょうか。
今後もこの業界は争いが続くでしょう。
ユーザーにとっては、楽しみです。