私は読んでいませんが、ちょっと話題になりましたね。
この本ではありませんが、著書の内田良さんの方は、別の本でいろんなことを学ばせてもらってます。
ブラック校則は、高校までだと思ってました。
職業柄、音楽の専門学校で働く講師や生徒の知り合いもまあまあいるんですが、専門学校でも、おかしな校則って結構あるみたいです。
タイトルにも書きましたが、二日酔いで通学したらだめ。
あのねぇ、、未成年はそりゃだめですよ。校則の前に法律でアウト。
でも、成人している生徒もいるわけですよ。
酒もそりゃ飲みます。
たまには二日酔いにもなるでしょう。
それのなにが悪いんですか?
例えばそれがとても酒臭くて、他の生徒に迷惑がかかる、ならわかるんです。
でも、そうでもなければ、それは個人の問題でしょ?
二日酔いで授業に集中できなくなる?
それを自己管理するのが大人です。
学校とはいえ、お金を払ってるのは生徒なんですよね。
マクドナルドの店員は、お客さんのオーダーを聞いて、健康面から注意なんてしないでしょ?
「お客様、お見受けしたところ、若干肥満気味ですので、サイドメニューのポテトはお控えください」
「はぁ?」
みたいな。
音楽の専門学校だって、酒のんで二日酔いになって、授業がスムーズに受けられなくても、そりゃ自分が悪い。
ちなみに、会社は違いますよ。会社はお金もらう方です。
これを同列に語りがちなのも学校ですよね。
「社会に出たらー!!」みたいな。
でも、生徒にとって
お金を出して行く学校で味わう社会
と
お金を稼ぐために働く一般社会
は全然違います。
いまだに騒いでいる教員間いじめですが、教員の中には、一般社会で働いたことがない人だってたくさんいますよね?
一般社会で働いたことがないことが悪いというわけではありません。
ただ、そういう人は一般社会のことは語っちゃいけない。
話がそれちゃいましたけど、専門学校の職員も、音楽の専門学校なのに、どこか人間教育的なことを考えちゃってませんかね?
ぶっちゃけますけど、専門学校の職員に人間教育なんてできません。
それは、職員の能力が低いから、とかじゃなくて、お金を払って学校に来ている生徒に、お金をもらって仕事をしている職員が人間教育をする、という構造が通じる年齢として、20歳以上は高すぎる、ということです。
実際、大学ではそんな教育ないでしょう?
授業に来なかったら、出席点がもらえなかったり、その授業の箇所がわからなくて試験の点数を取れずに単位を落とす、以上です。
専門学校や大学など、成人する年齢層を扱う教育機関で必要なルールは、「1対マス(複数)」でスムーズな教育を受けさせることができるためのルール、だけで良いのです。
個々の人間教育なんて不要だし無理。
実際、バイト先の先輩の方が、学校の先生や職員よりも影響を与えるんじゃないですか?
ちなみに、その学校では在学中にギャラをもらってする仕事にも、全部ではありませんが制限があるそうです。
音楽でお金を稼ぐことを夢見ている人が、その行為をすることが在学中はNG。
もう、ぜんっぜん意味わからんし・・・