武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50
- 作者: 山口周
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/05/18
- メディア: 単行本
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哲学って、すごくムズカシイイメージありますね。
哲学っていう名前がそもそも良くないと思います。
数学は数の学問、心理学は心理の学問。
じゃあ哲学って哲の学問、、哲ってなんじゃい!って思います。
英語で言えばフィロソフィー。
これを語源から探ると、「知(智)」を「愛する」という意味らしいですね。
ざっくり言えば、考えること全般です、
ふわっとしてますねぇ、、、
でも、本当に考えること全般を含んでいるわけです。
で、私はというと、考えることが好きだし、人間とは何?幸せって何?みたいなことを探求するのが好きだったりするわけです。
ぴったりじゃないですか!
で、kindle unlimitedで出会ったのが紹介した本ですが、こりゃ面白い。
まだ途中ですが、止まらない。
私は論理的なことが好きなんですが、最初の方にすでに紹介されているのがこちら。
ロゴス・エトス・パトス〜論理だけでは人は動かない
アリストテレスの言葉です。
アリストテレスが生まれたのは、紀元前384年です。
こんなに昔の人から、私が信じているものにつっこみが入るんですね・・・
考え方って本当にいろいろありますよね。
個人、組織、社会という単位でいろいろあります。
時代によってそれは変わっていくものだし、現代と似たような状況の時代だって、過去のどこかにはあったはずです。
そしてそこには哲学者がいて、その当時の常識を疑い、幸福とはなにか、を考えてきたんでしょう。
その膨大な蓄積が哲学書には載っています。
私が「こういう風に考えればいいじゃん」って思うことなんて、長い哲学の歴史の中で誰かが既に唱えていたことばかりで、新しくもなんともない。
で、そんな考え方がなぜうまくいかなかったのか、広まらなかったのか、ということを検証しないと、立派そうな考えや合理的な思想が広まるわけもありません。
戦争とは。
幸福とは。
欲求とは。
労働とは。
愛とは。
芸術とは。
論理とは。
政治とは。
心理とは。
宗教とは。
倫理とは。
人間とは。
いやぁ、興味深いですね。