日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

接客は良いに越したことはないものの・・・ホテルの忘れ物取扱について

【現役ホテルマンからのお願い】飲みかけのペットボトルは持ち帰って下さい!何故なら…. | Viralhighway

 

日本の接客はレベル高いみたいですね。

かなりの安宿でも、星をいくつか持っているホテルなみの接客をしてくれる、なんて聞いたことあります。

海外旅行で宿泊したことがたくさんある人なら、なんとなくわかる感覚ですね。

 

でも、こういう記事を見ると、それも一長一短かな、と。

 

たしかに、ゴミ箱に捨てていないものはガラクタに見えてもゴミじゃないかもしれないので、取っておく、というのは、理屈としてはわかります。

 

でも、これってちょっとやりすぎじゃないですか?

 

ホテルのサービスって、どんだけわがままな人が来ても文句言われない、っていうところに水準を置いているのかもしれませんが、それはサービスにかかるコストが全体として上がっちゃう、ということになります。

 

それはまわりめぐって、現場ではたらく人の過労やストレスにつながるか、宿泊料の値上げに繋がります。

 

宿泊料を払っている(もらっている)から当然、という考え方は、つまり拝金主義です。

あんまり健全とは言い難いかな。

 

例えば飲食店でも、お金を払うのは客ですが、店員さんにごちそうさまくらい言う空気の方が望ましくないですか?

横柄な態度なんて論外、みっともない。

 

こういう記事をみたら、今後はゴミはちゃんとゴミ箱に捨てよう、とは思いますよ。

でも、ゴミにしか見えないものをゴミ箱に入れずに忘れていった方にだって、いくらお金を払っていると言っても責任はありますよ。

 

 

海外旅行先にある免税店で態度が大きいのも日本人だと聞いたことがあります。

お金を払っている方がきちっとした接客されるのが当たり前、という国内の雰囲気そのまま、ということなのかもしれません。

 

もちろん、接客は良いに越したことないですよ。

でも、一番良いのは接客もよいし、客の方にも節度がある、という空気じゃないでしょうか。

 

ゴミっぽいものをとっておくことにコストがかかり、現場から不満が出てるんだったら、捨てても良いと思いますけどね。