国産ブラウザのLunascape社、解散していた | カミアプ | AppleのニュースやIT系の情報をお届け
今はもう当たり前になったタブブラウザ。
でも、初期のブラウザにはタブがありませんでした。
当時私はまだWindowsパソコンを使っていて、知り合いからタブブラウザのことを教えてもらいました。
ちゃんと調べたわけではありませんが、当時広まり始めたタブブラウザの中では一番知名度があったと思いますよ。
ノートパソコンだったのですが、その頃に海外に移住することになります。
そして下宿先でもこのブラウザを使っていましたが、ルームメイトがLunascapeを見て感動していたのを覚えています。
これは便利だ、と。
そのルームメイトはコンピュータ関連の会社に働いていて、今思い返してみれば、パソコン関係の基礎の基礎は彼から教えてもらったんですよね。
日本製のノートパソコン(DynaBook)とLunascapeを見て、彼は日本の凄さを思い知ったようでした。
今はDynabookを作っていた東芝はパソコン事業から撤退し、冒頭の記事にあるようにLunascape社も解散したとのことで、長い月日が流れたことを実感します。
どちらも会社が撤退したりなくなったりしただけで、製品自体はあるみたいですけどね。
今はMacを使っているので、Dynabookは選択肢にありませんが、Lunascapeは使ってみても良いかも。
Lunascape - シンプルで軽快に操作できる多機能ウェブブラウザ
コンピュータ関連は、日本はちょっと弱い。
コンピュータがなくなることは当分ないと思うので、この分野での教育を急がないと国際競争から取り残されちゃいますね。