今日は阪神淡路大震災が起こった日ですね。
わたしは当時高校生でした。
関西在住ではないので、情報として知ったのは昼くらい。
友人とラーメン屋にいるときに、そこのテレビで見たのが最初です。
飛び込んできた映像は、高速道路の高架が横倒しになっている映像です。
漫画みたいに、ラーメンを食べている箸がとまりました。
昔から怖いものの代表で「地震、雷、火事、親父」と言います。
地震が最初に来ているのは、これが最も怖いから、と聞いたことがあります。
ちょっと揺れるくらいの地震しか経験したことがないわたしにとっては、そんなに怖いものなのかな、くらいの認識でした。
いまでもその揺れを経験したわけではないので、どのくらい怖いかは体感していませんが、あの映像や報道で、どれだけ怖いものかを思い知ったのは確かです。
さらに、これだけテクノロジーが進んでも、地震は防ぐことや予知することが限りなく難しいようです。
もちろん、対策はなされています。
耐震、免震技術の進歩によって被害を少しでも少なくする努力はなされています。
しかし、被害全体のどれくらいをそれでカバーできるか、となると難しいかもしれません。
もちろん、少しでも被害は減ったほうが良いので、その努力には敬意を払うべきだし、今後もぜひ進歩させてもらいたいと思います。
雷は、雲の様子からある程度予測できるし、どの変に落ちやすいかもわかりやすいから、避雷針を設置するなどの対策ができます。
火事も、出火原因を突き止め、それを防ぐための策が講じられています。
火を使う家電品などは、その対策がなされていないものを探すほうが難しいくらいですね。
もちろん、火災報知器の設置数やセンサー技術も上がっています。
やはり、地震だけは別格です。
いまのところ、地震は起こったあと何をするか、というところの進歩しかのぞめません。
日本は、阪神淡路大震災のあと、さらに甚大な被害をもたらす東日本大震災を経験することになります。
阪神淡路大震災の経験値を活かせたのでしょうか。
そして、東日本大震災から私たちはちゃんと学べたのでしょうか。
今現在は、天災とはまた違う、コロナという目にも見えないウィルスと戦闘中です。
内容が違うとはいえ、2つの震災の経験を活かせる場面もあるはず。
震災で亡くなられた方々に、心よりご冥福をお祈りいたします。