またまたワクチンについてです。
ワクチン反対理由の一つに「できたばっかりのわけのわからないものを体のなかに入れるのなんて嫌だ」というものがありますね。
たしかに、ワクチンがどうやって効くのかというのは難しい医学用語を理解しなくちゃいけないし、今打っているワクチンが10年後、20年後にどうなるかなんてわかりません。
でもですよ。
私たちが普段つかっている普通の薬だってそれは同じことではないでしょうか。
解熱剤が熱を下げるメカニズムをちゃんと理解できる人なんてそうそういません。
胃腸薬も同じ。
でも、こういうものは飲み薬として体のなかに入れるのは抵抗ないんですよね。
どんな違いがあるのでしょうか。
また、できたばっかりのワクチンだから、というのも不思議です。
新しい風邪薬だって普通に発売されていますが、怖がる人は少ない。
そもそも、ワクチンが開発されて10年、20年経てば安心なんですかね?
人によっては50年、一世代、、、
医学的には安全性もわかっているし、現在接種率が高いところでの報告でも、危険性はほぼありません。
いつも言うように、この部分は「政府が都合の悪い情報を隠している」とか言い始めたらキリがないのです。
そういう人は、地球が丸いことも、南極があることも認めないでください。
教科書が嘘をついてるかもしれないので。
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はっきり言いますが、100%安全なものなんてありません。
それはワクチン、薬に限らず、日々生活しているなかで危険なんてどれだけでもあります。
その典型は車でしょう。
年間3000人くらいの死者数、約5万人のけが人を出しています。
一日10人近くの人が亡くなっているんですよ。
どんな病気よりやばいでしょう。
それでも人は車を使います。
なぜかというと、その危険性よりも利便性が上回る、と判断しているからです。
ワクチンだって、絶対に安全かと言われればわからない、としか言いようがありません。
でも、普段から絶対に安全な環境に身を置いているわけではないということを自覚すれば、物事の選択は、より安全なのはどっちなのか、という天秤になります。
ワクチンを打つ危険性と打たない危険性。
打っても打たなくても危ないなかで、どちらがより良い方に向かうのか、という判断をすべきで、少しでも危ないなら打たない、というのならば、明日から毎日核シェルターにでも入って生活しないと筋が通ってません。