ピックといえばフラットピックですが、これとは別にサムピックというのがあります。
その名の通り、親指にはめるピックです。
フラットピックだと、指弾きができません。
サムピックは親指だけピック、その他の指は指弾きといった奏法が可能で、指弾きの場合親指では主に低音弦を弾くので、サムピックを使ったらより低音の音量が上がって全体が締まる、という効果もあります。
こう書くと、メリットしか無いように思えます。
あえてデメリットを言えば、最初は違和感があること。
これは慣れてしまえば問題ないでしょう。
フラットピックだって、最初は違和感あったでしょうしね。
しかし、ではなぜサムピックはフラットピックを凌駕するほど普及していないのか。
それが不思議なんです。
ちなみに、私は上記した違和感をまだ感じているくらいしかサムピックを練習していないのですが、尊敬するギタリストもたまに使っているのをみるし、たしかに合理的なツールではあるので、なんとか使えるようにならないかな、と思っています。
人によっては、サムピックじゃないと嫌だ、という人までいるようですね。
サムピックを常用している人、なぜサムピックがフラットピックほど普及しないのか、その理由を知っている人はぜひ教えてください。
さておき、新しいことに挑戦するのは楽しい。
同じ音楽、同じギター、同じピック弾きの中でもまだバリエーションがあるというのも嬉しいですね。
