やっぱり年をとるというのはこういうことなんですかね、、
議論が最後まで噛み合ってません。
田原氏は、
「俺は日本を良くしようと思っている、君たち(成田氏、ひろゆき氏)は日本がだめになっても良いと思っているんだ」
と幾度となく発言しています。
成田氏やひろゆき氏が日本を良くしようと思っているのか、その熱量が田原氏と比較してどの程度のものなのかはわかりませんし、はかりようもありません。
しかし、その熱量はともかく、良くしようと思ったら具体的な方法を考えなくてはいけないのは確かです。
熱量さえあればなんとかなるとでも?
若手を育てる、と言っている田原氏が、本人よりもずっと若い成田氏やひろゆき氏を、「お前らはだめだー」と言っている。
この矛盾が日本全体を覆っているのだと思います。
政治家も企業も、大人も子供も、日本はこのままではだめだと思っているのは間違いない。
でも、そう言っている人自体が、このままであることを望んでいるかのような行動や言動になっている印象です。
若者を育てる第一歩は学校だと思いますが、娘が通う公立小学校は、地元故に私の妻が数十年前に通った小学校と同じです。
親という立場で小学校を見ても、建物は多少きれいになったものの、中身は全然変わっていません。
そこの教員が「みんな違って良い」なんて言うのです。
絵が書いてある定規一つ許されない。
赤、青の色鉛筆ですら、指定のもの以外禁止。
学校配布のパソコンは、自宅で学習以外に使わないようにと、電源コードの持ち帰り禁止。
話にならない。
◆
確かに田原氏は政治家とのコネクションも多く、多少なりとも影響力があるのでしょう。
ご自身の口から、「俺はこう言って従わせた」的なエピソードが語られます。
でも実際にこの30年、決して日本がよくなったとは思いません。
だから変わらなければいけないのです。
変わらなければいけない、と発言している人がずっと変わっていない、という自己矛盾に田原氏はじめ多くの人が気づくところがスタートだと思います。