日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

値段が高いか安いかだけで良し悪しは判断できません

【ラーメン】、特製でもないのに一杯4,000円!モバイルオーダーの客単アップマジック?

 

大人になって、お金というものが少しは分かってきたと思います。

昔は、何を買うにも安いに越したことはない、と思っていました。

 

水が流れることによって水車が回るように、お金も回さないといけない。

お金を回すというのは、誰かが誰かにお金を払ったりもらったりする行為の総称です。

 

ある商品が激安だったとします。

先程も書きましたが、激安だと基本嬉しい、と思うでしょう?

 

でも、激安ということは、まっとうな金額よりも払ったりもらったりする総額が減っているということです。

水車を回す水が少ない、ということですね。

 

実際のお金で考えれば、激安を売っている店の従業員に与える賃金も安くせざるを得ない、ということです。

 

そうすると、その従業員が何かを買おうとしたときに、できるだけ安いものを買って節約しようする。

そういう人が増えたら店も値段を下げざるを得ない。

これがデフレスパイラルです。

 

先程の水車の例でいえば、水が少なくても水車が回るようにするために、水車自体を小ぶりのものに変える。

すると、もっと少ない水でも回るんじゃないか、と考えてより水を減らす、となります。

 

言いたいことは一つ。

モノの値段が高いのは悪いことばかりではない、ということです。

 

ラーメンが2000円、高い!

確かに高いと思いますが、裏を見ればそこで働いている人の給料がアルバイトでも年収500万円だったら、良いことだと思えますよね。

このバランスが適切かどうか、という視点で物事を判断すべきです。

 

日本のトップに名を連ねる企業。

その中には、会社こそ大きいけれど、働いている従業員の給料は全然高くない、ということだってあります。

 

ちゃんと見ましょうね