水平思考、というものがあるそうです。
問題解決のために既成の理論や概念にとらわれずアイデアを生み出す方法
wikipediaより
ロジカルシンキングや禅問答、哲学の質問など、こういった思考方法、概念を知ることは好きなんですが、この水平思考は抜け落ちていました。
そして、水平思考問題で最も有名だと言われているのが、ウミガメのスープという問題です。
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文した。
スープを一口飲んだ男は、それが本物の「ウミガメのスープ」であることを確認し、勘定を済ませて帰宅した後、自殺した。一体、なぜ?
水平思考問題の重要な点は、出題者に質問をしないと正解にだどり着けない、というところです。
この問題だけでたどり着くのはまずもって無理です。
出題者に対する質問数に制限はありませんが、出題者はYes、No、関係ないという回答しかできません。
この制約の中で、解答者は質問を投げかけるのですが、どんな質問を思いつけるか、発想できるか、で正解にたどりつけるかどうかが決まる、と言って良いでしょう。
上記問題文から思いつく質問は無限にあります。
だから発想力です。
で、私はこの問題を、とある友人に出題されたのですが、、、
全然解けませんでした・・・org
以前から思っていましたが、私は発想とかひらめきとか不得意です。
で、これは単なる思い込みかもしれませんが、発想力って生まれつきある程度能力値が決まっているんじゃないか、と思っています。
全然解けなかったという自分の結果だけをみて不得意だと言っているのではありません。
この問題を早速妻に出題したところ、質問がなかなか鋭いところを突いてきます。
そして、2時間弱くらいで正解にたどり着きました。
妻は、ロジカルシンキングははっきり言って不得意です。
でもラテラルシンキングは得意なのかもしれません。
少なくとも私よりは随分上です。
ということで、早速書籍を読んでいます。
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思考クイズって面白いですね。
ちなみに、ウミガメのスープの答えはネット上にいっぱいありますが、一応載せておきます。
男はかつて数人の仲間と海で遭難し、とある島に漂着した。食料はなく、仲間たちは生き延びるために力尽きて死んだ者の肉を食べ始めたが、男はかたくなに拒否していた。見かねた仲間の一人が、「これはウミガメのスープだから」と嘘をつき、男に人肉のスープを飲ませ、救助が来るまで生き延びさせた。男はレストランで飲んだ「本物のウミガメのスープ」とかつて自分が飲んだスープの味が違うことから真相を悟り、絶望のあまり自ら命を絶った。