日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

葬儀に行ってきました

あらゆる儀式が苦手な私は、葬儀ももちろん苦手です。

喪服やマナー、理解不能なお経・・・

故人を偲ぶ思いはありますが、それとは関係ない気がするのは私だけですかね・・・

 

喪服に関しては、葬儀はファッションショーじゃないんだから、派手じゃない一般的な格好でも良いのでは、と思います。

 

マナーに関しては、宗派によって焼香の仕方や数珠の持ち方が違いますが、それが違ったら誰がどう困るのか・・・

数珠は今や100円ショップで売ってますし・・・

 

お経に関しては、参列している人の中で「まだ終わんないのかな・・・」と思ったことがない人っていないんじゃないでしょうか。

 

要するに、葬儀って故人を偲ぶためにあるはずなのに、葬儀をすることそのものが目的化しているように感じます。

 

葬儀はあったほうが良いと思います。

日本の場合は殆どが火葬。

亡くなったあとに肉体として存在している状態、つまり見た目としては寝ているのとあまり変わらない状態から、火葬されて肉体が完全になくなる、という流れを目の当たりにすることで、本当にこの世からいなくなった、と認識する役割は絶大です。

 

また、葬儀のときに久しぶりに会う親族や友人知人もいるでしょう。

冠婚葬祭の優先度は高いので、多くの関係者が一同に会する機会としては最適で、良いことだと思います。

(もちろん、参加をしない選択肢もあります)

 

葬儀なんて一生のうちにそうそう多く経験するものでものないので、慣れはありません。

それに加え、喪服やマナー、理解不能なお経なので、とにかく気づかれが大きい。

遺族にとっては、故人を偲ぶどころではなくなるのではないでしょうか。

 

あえて忙しくすることによって、悲しさを紛らわす効果もある、とも聞いたことがありますが、どうもあと付けっぽい。

 

葬儀は、故人のためではなく生きている方の人のために行うと言いますが、願わくば私の葬儀では、服装不問、マナー特になし、お経はラップ、となってくれたら良いなと思います。

強制ではなく、そのくらい「で」良いよ、という意味ですね。