家族での会話、どんなことを話していますか?
学校であったこと?
最近の流行り?
それも良いけど、ディベートもおすすめですよ。
最近我が家では流行っていますが、結構面白い。
子供の年齢によりますが、我が家は10歳と8歳の子供二人で、なんとか成立します。
ディベートって、「なんとなく良い」と思っている物事を改めて確認する作業とも言えます。
ディベートをには、「なぜそう思うのか」を伝える、つまり論理的な説明が求められますからね。
議題はなんでも良いと思いますが、おすすめは、できるだけどうでも良いことです。
例えば、戦争や政治なんかを議題にしちゃうと、気軽にできない。
我が家でこれまでにあがった議題は
- 箸とフォーク
- 電車とバス
- リンゴとバナナ
- 春と秋
- 男と女
といった感じ。
どれも、結局「どっちでもいいじゃないか」というものばかりでしょう。
※男と女は、場合によっては重たい議題になりそうですけどね・・・org
ディベートでは、個人的な意見はNGです。
子供はその辺が最初わかってないので、
「箸のほうが良いです、理由は、箸のほうが好きだからです」
といった、全く成り立たない理由を述べます。
こういうときに、
「それは〇〇(子供の名前)が思っているだけで、みんながそうとは限らないでしょう?」
と伝えたら、ちゃんと考え直してくれます。
これを繰り返したら、主観的な意見は減っていきます。
男と女でのディベート、女側だった子供の意見には
「女の方が寿命が長いから」
という、子供が主張するにはうなってしまうとような意見も出ました。
素晴らしい。
どうでも良いことを議題にしたら、ディベートの結果がどっちであっても、後々に引きずらないんですよね。
その場で終わり、といった感じ。
このさっぱりした感じが良いのです。
「さあ、ディベートを始めます!」
といった型式にはめる必要はなく、
「ねえねえ、春と秋ってどっちが良いと思う?」
みたいな雑談風の導入で良いんじゃないでしょうか。