私がメインで組んでいるバンドは、3人のアコースティックバンド。
構成はVo、AG、Cajon。
ワンマンライブとなると、この3人の演奏だけでは物足りなさが否めない。
ということで、同期演奏を取り入れています。
備忘録的に、同期演奏時に必要な機材をまとめておきます。
MacBook Air
何はなくともまずはこれです。
持ち運びやステージでの専有スペース、それからスペックのバランスを考えると、M1MacBook Air(13インチ)くらいがちょうどよいかな、と思います。
Studio One
同期音源を再生するDAWソフトです。
同期演奏時に最適な「ショーページ」というものがあります。
他DAWソフトにはない優れた機能、インターフェイスです。
ZOOM オーディオインターフェイス U-24
インターフェイスです。
これに関しては、過去に記事を書いています。
LEKATO インイヤーモニター ワイヤレスシステム
演奏者がモニターする無線イヤホンです。
ちなみに、音楽鑑賞用のBluetoothイヤホンは、レイテンシ(遅れ)の関係で同期演奏では使えません。
この製品に関しても、過去記事があります。
片耳イヤホン
同期演奏の時にイヤホンから聞きたいのはクリックです。
クリック以外は、外の音も聞きたいので、片耳が良い。
そして、ケーブルはワイヤレスモニターを使うので、長くても1mくらいで十分。
音質も別に悪くかまいません。
ということで、100円ショップにあるこれを使っています。
※リモコンマイクは不要です、ついてないものも売っていました
片耳ステレオイヤホン(リモコンマイク付、カラー) - ダイソーネットストア【公式】
イヤホン用イヤーフック
モニターの音質はどうでも良いのですが、外れるのだけはNG。
カナル型であっても、なにかに引っかかったら外れないとも限りません。
そこで、またまた100円ショップのこういった商品を使って、耳に引っ掛けています。
これで、耳から取れる心配はほとんどありません。
◆
機材としてはこれくらいで十分です。
あとはDAW上でオケのトラックとクリックのトラックを作り、それぞれの出力先をDAW1-2とDAW3-4に分けます。
PAに送るのはMAIN OUT。
ワイヤレスモニターの送信機をインターフェイスのヘッドホン端子につなげて、受信機とペアリングします。
オケとクリック(=DAW1-2とDAW3-4)のバランスは、インターフェイスのつまみで調整できます。
クリックのみなら、DAW3-4に全振りすればOKです。
◆
同期演奏は、一度セッティングすればさほど難しくないです。
ライブの幅は圧倒的に広くなります。
ぜひ挑戦してみてください。