筋トレと楽器スキルアップ、科学的なアプローチの差について考えてみた
筋トレに興味があり、実際に週に数回はジムに通っています。
筋トレの方法、強度、頻度、重量はもちろんのこと、理想的なボディーメイクのための食事やプロテインなど、必要な知識はいつもネットで調べています。
筋トレ関連の情報をネットで調べたことがある人なら、きっと共感してもらえると思うんですが――
とにかく、いろんな意見があるんですよね。
時には、真逆のことを主張している情報もあります。
でも、これは裏を返せば、それだけ多くの実験や論文、データが存在しているという証でもあります。
◆
さて、一方で「音楽」、特に「楽器スキルの向上」に関してはどうでしょうか。
まったく情報がないわけではないにせよ、筋トレほどの知見は得られません。
もっと具体的に言えば、科学的なアプローチや、研究機関によって裏付けられた論文などはあまり見かけません。
もしかすると、探し方の問題で存在しているのかもしれませんが、
それでも筋トレに比べると圧倒的に少ないと感じます。
◆
筋トレを通じてボディーメイクや健康管理を目指す人の数と、
楽器スキルの向上を目指す人の数――
多少の差はあっても、圧倒的な差があるとは思えません。
つまり、需要の差はそんなにないはずなんです。なのにこの情報量の差、不思議ですよね。
ひとつ考えられるのは、「目指すゴールのわかりやすさ」の違いかもしれません。
筋トレには、筋肥大、ダイエット、体型維持といった、明確な目的があります。
成果も見た目や数値で比較的わかりやすく可視化できます。
一方で、楽器のスキルアップは目的が非常に多様です。
たとえば「速く・正確に弾く」こと。
これはたしかにスキルの指標の一つにはなりますが、それがすべてではありません。
むしろ、ゆっくりでも、多少粗くても、心に響くギターを弾くギタリストはたくさんいます。
◆
世界最高のミュージシャンを決めることはできません。
売上、ストリーミング数、動画再生数など、数値化できる指標はあるものの、
それが「世界一」を意味するとは限らない――
そこが音楽の面白さであり、難しさでもあるのです。
◆
ちなみに、生成AIにこんな質問をしてみました。
「ギターのスキルアップに関して、科学的に分析って可能?」
と聞いたら……?
(※この続きご自身で!)