スマートフォンやパソコンを問わず、デジタルデバイスを使い続ける限り、誰もが直面する共通の悩み、それはストレージ容量です。
ストレージがいっぱいになったら、古いファイルを削除すれば良い。
理屈ではそうですが、大切なデータを簡単に消去できるわけではありません。
だからこそ、多くの人がこの問題に頭を悩ませるのです。
ストレージ対策として、まず大容量のデバイスを選ぶことが基本となりますが、それでも容量が逼迫してきた際に検討するのが、オンラインストレージかNAS(ネットワーク接続ストレージ)でしょう。
私の現在の運用はオンラインストレージがメインです。
主にDropboxを利用しており、職場契約のプランで最大15TBまで利用可能ですが、最近この容量が限界に近づいてきました。
容量をアップグレードすることも可能ですが、今後どこまでデータが増えるか予測が難しく、その分だけ維持コストも青天井で上がってしまいます。
このままではキリがありません。
そこで、次に検討するのがNASです。
特に最近は、UGREENなどから高品質でありながら低価格なNASが発売され、個人での導入が現実的な選択肢となってきました。
しかし、NASの導入に関して、いくつか懸念している点があります。
まず、データ転送のスピードです。
契約しているインターネット回線から考えると、最大でも1Gbpsでのデータ転送となります。
これは決して遅いスピードではありません(オンラインストレージでも、インターネット経由なら同様の速度です)が、問題はNASでよく使われるHDDの読み込み・書き込みスピードです。
Dropboxの場合、評価の高いスマートシンク機能を使うことで、実質的にローカルファイルを扱うのと同等の読み書きスピードを実現できます。
一方、NASで主流のHDDは、SSDと比較すると速度差があります。
写真や動画の保存・読み込み程度であれば、待てば済む問題かもしれません。
しかし、音楽制作のプロジェクトフォルダ全体をNASに置き、そこから作業を起動するとなると、処理がもたついてしまうのではないかと心配しています。
結局、動画制作や音楽制作のような負荷の大きい作業を行うプロジェクトファイルはローカルに置き、単なるデータ保管庫としてNASを使うという運用に落ち着く可能性が高いでしょう。
ただ、音楽制作においては、音源のサンプルデータが非常に大きな容量を占めます。
これもローカルストレージを圧迫しないようNASへ逃したいところですが、そのサンプルを使用する際の読み込み速度で、やはり遅延が発生してしまう懸念があります。
このサンプルデータの読み込み速度の悩みは、オンラインストレージでの運用でも共通して抱えている問題ではありますが・・・。
初期投資こそ大きいものの、長期間利用することを考えると、NASはオンラインストレージに比べて確実にコストパフォーマンスが高いのは魅力的です。
さて、ストレージ問題、どのように解決するのがベストなのでしょうか。引き続き検討が必要です。