https://news.nifty.com/article/domestic/society/12249-169085/
暴力はだめです。 体罰ではなく、暴力行為と呼ぶべきです。
しかし、これは映像の切り取り方などの問題もあって、暴力行為に及ぶ前段階の生徒の行動にもかなり問題があるようです。
こういうのは、当事者同士はヒートアップするし、その場にいる生徒と先生の人数も全然違うので、当人同士から事情を聞いたところでその状況を客観的に把握することは不可能です。
こういうことになるから、私は以前から学校内にもカメラを設置したほうがよい、と言っているのです。 プライバシー云々言う人もいますが、学校内で行われることにプライバシーなんか必要ありません。だれに見られてもよいことだけをするべきです。 セキュリティー上の問題もある、という人もいますが、カメラがないことによるこういう事件のリスクの方が大きいでしょう。 体育館の裏にいってカツアゲ、といったことへの抑止力にもなります。
そもそも、学校での問題は学校内で片付ける、という意味がわからない風潮があるのが問題です。 家庭内の暴力であっても、警察に届けるのは当たり前です。 なんで学校内の問題解決を学校外に頼ってはいけないのかがわかりません。
何度も言うように、暴言や暴力は犯罪になる可能性が高い。 学校内だからそれが許されるはずもありません。 生徒がものすごい暴言を吐き秩序が乱れる可能性があったら、教員の権限で即刻謹慎処分にする、くらいの権限は与えないと、暴言に耐え続けた結果プチンとなって暴力行為に及ぶ、なんてことになります。
暴力は絶対ダメです。一方人間は感情の生き物です。 度が過ぎた暴言を浴びせられると、いくら大人でも感情的になるし、その結果が暴力につながることもあります。 それが絶対だめだから、何を言われても感情的になるな、ではなく、そうなる前に処理するのが当たり前です。
これに限らず、教員の方が置かれている労働環境はかなりひどい。 教育は国家の根幹に関わってきます。
学校内カメラ設置、教員の権限、この辺の改革を急いでほしいものです。