このブログでは、経済的な記事も結構書く。
それは、世界トップクラスの経済力を持つ日本で生きていくのに、必要不可欠だからだ。
しかし、経済の話はやはり難しい。
経済という名前自体が難しそうだ。
だから、今回は「お金」の話ということにする。
お金の使い方を考える
お金の使い方には、大きく分けて2種類ある。
もう少し詳しく言うと、お金を使う時の「捉え方」に2種類あるということだが、これは実例を出そう。
例えば、新しいギターを10万円で購入したとき。
なぜ10万円のギターを買ったかのかの理由が「欲しかったから!」というのが一番多いと思うが、これがいわゆる普通の使い方だ。
それ以外の理由があるのか、こう考えてみよう。
10万円のギターを買う
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そのギターを使ってライブやレコーディングができる
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ライブをするとチケット収入があるし、レコーディングをして音源を作ると、音源が売れて収益が上がる
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チケット収入や音源の収益が10万円を超えたら、10万円で買ったギターが、10万円以上のお金を生んだことになる
この収益を予想して購入するという理由だ。
普通の使い方を「消費」
収益を予想して購入することを「投資」と呼ぶ。
先に書いたが、どちらも10万円のギターを購入したということに違いはない。
しかし、その捉え方が違う。
前者は嬉しいだけだが、後者は、その後の行動に変化が生まれる。
つまり、「これを使って10万以上稼ぐぞ」という行動の源になるのだ。
お金を使うときは、投資のことを片隅で考えておこう
お金を使わない日はほとんどない、と言って良いくらい、お金は生活に密着している。
そのたびに、消費か投資かなんて考えていたら、疲れてしかたがないかもしれない。
しかし、ほんのすこしだけでも良いのだ。
例えば、飲食店にいって、普段よりも少し高いものを食べたかったら、
そのときは、「良い物を食べた分、仕事をメキメキするぞ!」と思えばよい。
この話には、具体的な収益や費用の話はでてこないが、使った分のもとをとる、という考え方をするだけでも、お金の使い方が変わると思うのだ。
目的のない節約の無意味さ
節約は良いことのように思われているが、目的の無い節約は、まったくもって意味が無い。不景気に拍車をかけることになる。
それでも節約したくなるのは、目の前にお金がなくなることへの恐れだろう。
しかし、投資の考え方、つまりお金をかけた分以上にとりもどせば良い、と考えれば、堂々とお金を使うことができるだろう。
もちろん、その使い方を無駄遣いとよぶわけがない。
普段お金をつかうとき、頭の片隅に「投資」的な考えてを持ってみてはいかがだろうか。