日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

政治ネタはあんまり書きたくないけれど、こればっかりはしょうがない〜森友加計問題

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6275081

大変なことになりましたね。 正直私は、この問題はもういいから、予算とかそっちのほうを早くやってほしい、と思っていました。 そう思っていた裏には、いくらなんでも国や官僚が組織ぐるみで犯罪を犯すはずがない、という考えがあります。

もちろん、歴史を振り返ればそんなことはたくさんありました。一番有名なのはやはりロッキード事件でしょうね。 しかし、今はネットの時代です。情報の伝達スピードも純度も昔とは比較になりません。一度出回ってしまった情報を回収することは、絶大なる国家権力をもってしても多分ムリです。

そんなことは国もわかっているから、結果のためにはある程度の違法行為も致し方ない、というやり方は現在ではあまりにもリスキー過ぎる、と考えている、、、、と思っていました。

冷静になって考えてみます。 まず、今回の文書書き換えは本当なのか。それとも、それを本当だと認めざるを得ない、大きな力が働いているのか。 真実はわかりませんが、この期に及んで前者と思い込むのは、陰謀論を信じるような行為と同じ、といっても過言ではないのかもしれません。 以前は後者が陰謀論だと思っていたのですが・・・

次に、ではなぜこんなことをしたのか。私はここが一番の疑問です。 上にも書いたように、政治家も官僚も、間違いなく優秀な人だらけです。多分私が上に書いたような「リスク」くらい十分すぎるくらい認識していたはずです。そのリスクを想定できない人に国の運営なんて絶対にできません。 それなのに、なぜ、です。

それから、これが一番日本にとっては重要ですが、今後どうなるかです。 パーフェクトな首相、政党、政権というのはありません。だから野党は民主主義の名のもとに、与党を監視し追求する、という構図です。 今件は正直、総理も含めた大臣の辞任も十分に考えられます。そうなると政権与党が交代する可能性も出てきます。 しかし、今の政権に代わって与党になれる政党、首相になれる人っていますか?残念ながら私には想像つきません。 かといって、消去法で今の政権与党、総理大臣をそのまま継続、というのは野党も国民も納得いかないのではないでしょうか。

こうなると政治空白ができますが、これも避けてもらいたいです。やっと米朝首脳会談も実現しそうで、一時期よりは緊張が和らいだ印象はありますが、だとしても政治的な空白は良くない。

継続→☓ 別の首相や政党→☓ 空白→☓

やばすぎです。

自民党内も野党も、どっちが正しいかという議論ではなく、今後どうしていくか、ということを語る時期です。