運転が好きなので、よくドライブに出かける。
ドライブの時に非常に役立つのが、言うまでもなくカーナビだ。
しかし、自分の車にはカーナビが付いておらず、スマホのナビアプリを使っている。
アプリは3種類位インストールしており、どれも無料で、申し分ない機能を備えている。
ここで、日頃から疑問に思っていることがある。
スマホを持っているのに、あえてカーナビを購入するメリットはどのくらいあるのか、ということだ。
今日では、スマホの普及率はかなりのものだろう。
そのスマホが同時にカーナビになるのだから、カーナビとしてのコストは実質無料だ。
一方カーナビは、どれだけ安いものを買っても1万円以上はするだろう。
パナソニック(Panasonic) ゴリラ(Gorilla) 5V型 ワイドVGA SSDポータブルカーナビゲーション CN-GP550D
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2015/06/10
- メディア: Automotive
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また、地図情報は、頻繁に更新することも大切だ。
これも、スマホは無料。
一方カーナビは、購入後一度だけ無料で、そのあとは有料ということが多い。
唯一カーナビの方が優っているのは、画面の大きさだろうか。
確かに大きい方が見やすい。
つまり、現状だと画面の大きさ以外はスマホに軍配があがる。
画面の大きさだけのメリットに、お金をいくらかけられるか、というところだ。
知り合いが、某大手車メーカーのカーナビ部門にいて、そのことを嘆いていた。
そこで働いている人間ですら、カーナビを買うメリットを見出せないのだ。
しかし、端から見ると、これはチャンスと思わなくもない。
革新的な製品は、発表前に誰も考えてなかったからこそインパクトが大きい。
つまり、いまこそカーナビに、ナビ以外の新しい機能を付け、付加価値を高めることができるチャンスではないだろうか。
スマホにできず、いまのカーナビにもできないこと、そして便利なものという条件を満たした機能が付けば、間違いなく売れるだろう。
この先、TPPのこともあり、日本車の売れ方も色々と変わるはずだ。
その時に、ジャパンオリジナルのカーナビ搭載で、そこにあっと驚くような機能が付いていたら、相当の売上を見込めるのではないだろうか。
そして、景気回復の充分な起爆剤となり得ると思う。
もっとも、そのアイデアが思い浮かばなかったら、近い将来カーナビ自体が淘汰されることも予想できる。