長くやってきたメンテナンスも最終章に差し掛かってます。 差し掛かっているということは、まだ終わらないという意味でもあります。 とほほ・・・
今回の作業工程です。
- macbookproの内蔵HDDをSSDに換装
- 物理ドライブを外し、SSDに換装
- メモリを4G☓2枚から8G☓2枚に換装
- リカバリーモードを使ってクリーンインストール
- App Storeでアップデートし、コンピュータを最新の状態にする
- 音楽系、その他膨大なアプリケーションのインストール作業
- データ移動
ですね。 なにやらおかしいなと思い始めたのは、4のクリーンインストールのところ。 インストール中に途中で止まることが何度かありました。 それでも、繰り返して行った結果無事にOSのインストールが終わりました。
5のアップデートをした時に、大きな問題が発覚します。アップデート中にエラーが出て進めないのです。 仕方なくOSのアップデートを諦めて、アプリケーションやセキュリティーのアップデートだけでも、と思ったのですが、これらも失敗。
仕方ないので、すべてのアップデートを一旦保留して、6、アプリケーションのインストール作業を先にすることにします。 しかし、ここでも何かと問題が起き、スムーズに進みません。
ようやく、システムの起動・終了で不具合が多発するという傾向に気付きます。 システムならばと、ディスクのアクセス権修復、PRAMクリア、SMCリセット、セーフモードなどを試しますが、改善されず。 実際、システム情報を見ても、ディスクもメモリも問題なく認識しています。
そしてたどり着いたのが、Appleハードウェアテスト。
ここでやっと問題を突き止めました。 エラー検出:4MEM/9/40000000 そう、犯人はメモリです。
確かに、メモリに不具合があれば、システム全体に関わるし、特に起動と終了では不具合が多発するはずです。 すぐに元のメモリに戻して再度テスト。問題は検出されませんでした。
OS内でのシステム情報では、問題なくメモリを認識していたというのが肝です。 ここではちょっとくらいの不具合はわからないわけです。
メモリは相性があるので、この製品自体が悪いのかどうかはわかりません。ただそんな為にメモリにはたいてい保証がついているので、その保証を使って返品、返金作業に取り掛かっています。
しかし、問題の箇所が特定されてホッとしました。 実は問題箇所追求のために、ここに書いてある数倍の作業を行いましたが、そういう作業こそ後に糧になりますね。こういうのはやっぱり経験だと思います。
ところで、実は全く別のコンピュターのメンテを頼まれていて、そっちの不具合が一つ残っています。 それはまた別の話で・・・