読書の習慣をつけたいと思っている人は結構いるようだ。
自分は幼少の頃から本が好きで、結構読んでいる方だと思うが、読めない人に少しでも読めるようになってほしいので、いくつかアドバイスを。
大事なのは、とにかく最初から最後まで読むということにとらえわれないことだ。
日本には国語の授業はあっても読書の授業はないが、海外には結構あるらしい。そこでは、読書においては、フィクションを除けば、完読する必要はない、と教えるらしい。
それと同時に気をつけるのが、目次の大切さ。
目次をとにかくしっかり読む。目次でその本のおおよそはつかめる。その後、気になる所だけを読む。
おおよそのことをつかんだ状態で読むのと、何も知らないで読むのでは、読みやすさが全然違う。
これで、読む箇所も読みやすさもあがり、読書がスムーズにいく。
また、本は膨大なタイトル量が売ってあるので、当然ダメな本もあるし、良い本でも、相性というものがあり、よみにくく感じるものがある。そういう本は全く読まなくて良い。
CDアルバムを最初から最後まで1秒残らず聴く人は少ないと思う。好きな曲のプレイリストを作って聞くほうが今の時代は多いのではないだろうか。
それが良いことかどうかはわからないが、本においては、それで全く問題ない。
とにかく浅く広く大雑把に読むことが大切だ。
そして、これは面白い、と思う本に出会ったら、改めてゆっくりと時間をかけて読めば良い。面白い本は、労力とは感じずに読める。
本は人生を変える。
本は歴史を学べる。
本は、人の心に近づける。
本を読まない人生は、決してダメではないが、結構損していると思う。