前回の投稿でも書いたとおり、男性と女性は違う生き物だ。
つきあったり、結婚したりすることで、日々の生活が良くなったり悪くなったりするのも、この違いとどのように向き合っているかが鍵になる。
その違いを失くすことは基本的にはできないものの、認めて歩み寄ることはできるだろう。
しかし、歩み寄ることができることと、到底ムリということがあるから、その関係は難しい。
男性の自分から見た、女性がこんな男性は将来の相手に選ばない方が良い、と思う人を書いておく。
それは
「実家を出て一人暮らしをしたことがない男性」だ。
最大の理由は、妻に対する感謝量。
実家暮らししかしたこと無い人は、家事、炊事、洗濯の全てを、1人でやったことがほとんど無い。または、まったくやっていない人もいる。
いまだ、そういうことは母親のやること、という家庭も多く、それが当然と考えている(いや、考えてさえいない)男性と結婚するとどうなるか。
妻と一緒に家事、炊事、洗濯を共同でしようという発想がないばかりか、してもらっても感謝の気持ちもない。
感謝の気持ちが全くないわけではないにしても、その感謝量は、一人暮らしをして、その大変さを経験している人と比較すれば、少ないものになってしまうだろう。
加えて、マザコンの可能性も高い。
マザコンには、分かり易いマザコンもいるが、隠れマザコンも結構いる。
隠れマザコンは、故意に隠しているというわけではなく、自覚がないだけだ。
この隠れマザコンの面倒なところは、日々の生活スタイルの殆どが、それまで暮らしてきた母親と同じになってしまっていることに気づかないことだ。
同棲や、結婚して住まいを共にするようになると、日々の生活の細かい違いがいかにたくさんあるかに驚く。
朝起きる時間(休みの日は遅くまで寝たい、など)、布団のたたみかた(ベッドだからたたまなくて良い、、?)、朝飯のメニュー(朝は当然和食、など)、家での服装(家では部屋着で充分か、家でもそれなりに身だしなみに注意する、、)、整理整頓の仕方(使いやすい配置VS見た目がすっきりの配置)、風呂の入り方、寝る時間など、他愛も無いことだが、やはり食い違う。
この時注意してほしいのは、同棲や結婚して住まいを共にしたばかりの男性は、ほとんどがそのスタイルを「実家型」にしているということだ。
例えば、整理整頓の仕方一つとってみても、女性がした整理整頓が、男性にとって気に食わない整理整頓の仕方だったとしたら、それは、自分の母親がしてくれていた整理整頓の仕方と違うという理由で気に食わない、ということがとても多い。そして、面倒なことに、実家でしか暮らしことのないタイプは、自分の意見、つまり実家の母親の意見の方が一般的と考えてしまうのだ。
当然だ、そこ以外で生活をしたことないのだから、実家での生活が一般的と判断するに決まっている。
結婚は、新たの人生の一歩だ。
新たな人生の一歩を、実家暮らしの延長とみている人は、要注意。