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プログラミングの、小学校での必修化が検討され始めたらしい。
これは素晴らしいことだと思う。
小学校でこそ、時代に応じた教育を
教育の中でも、小学生で習うことは、社会に出ていく中で必須のものが結構ある。
掛け算九九を含めた四則演算や、最低限の漢字の読み書き、おおまかな日本地図や世界地図の把握や、科学の初歩的な知識は、大人になってからも結構使う。
逆に言えば、中学以上で習う内容は、人によっては必要のないものも多く含まれる。
因数分解を社会に出て使う人はあまりいなさそうだし、世界史の知識に助けられた人も少ないのではないだろうか。
だとすれば、シンプルに考えれば小学校では、本当に必要なことは最低限教えるべきだと思う。
ところが、最低限必要なことも時代とともに変化する。
従って、これらに必要な最低限な知識は、小学校で教えるべき内容に新たに含ませていかなければならないだろう。
また、ハードの操作面だけでなく、ソフト分野も必要だ。
情報リテラシーという用語で説明されることが多い。
知らないおじさんについていったら危ない、という教育をされるように、危ないサイトに行ったり、危ないファイルを開いたりしてはいけない、ということも教育されるべきだ。
実際にそれは危ないことだ。
しかし、それはさておき、インターネットが消えることは、少なくとも数十年はないだろう。
だとすれば、危ない危ないと言っていても仕方がない。
それは、街に出たら車が沢山走っているからといって、家から子供を外出させないことと同じことになる。
積極的にインターネットに触れさせ、その危険性まで含めて教えていくことが大切だろう。
今回検討が始まったプログラミングは、上述した教育よりももう少しレベルが高い。
しかし、すこしぐらいレベルが高くても、子供の吸収力は時にそれをいとも簡単に超えることがある。
吸収力が高いうちに、プログラミングに触れさせ、興味を覚えた子の将来は明るい。
教育は国家百年の計だ。
教育内容が変化していく時に、一番エネルギーを使うのは、もちろん教壇に立つ教育者。
ぜひ教育者には、日本のこれからを担っている子たちに教育を施している、という強い使命感をもって、踏ん張って欲しい。