今週のお題「もしも100万円が手に入ったら」
こういった話は、額こそ違うものの自分もよく友人とする。
自分の場合は音楽関連で、例えばその額が1億円だったとしても、楽器代、機材代を考えれば、結構すぐに使いきってしまうかもしれない。
また、一億円手に入れたら何を買いたい?という質問を小学生くらいにすると結構面白い。
ほしいゲームを全部買う、といった答えが返ってきたときに、心のなかで「ゲームだけで一億円使い切れるのかよ」と突っ込んでみる。
100万円という額の分析
さて、今回の額は100万円。
この100万円という額は、絶妙な金額だ。
日本人の平均年収は450万円くらい。
単純に考えて、100万円という金額は、平均的な収入で3,4ヶ月分位にあたるということになる。
意外と少ないものだ。
しかし、100万円という額は、大抵の人にとっては「大金」と呼べる額であることも想像に難くない。
最近はテレビのクイズ番組等は見なくなったが、昔はクイズ番組の優勝賞金が100万円というのがスタンダードだったような気もする。
賞金を獲得した人に羨望の眼差しが向けられるのを眺めていた記憶がある。
つまり、100万円という額は、印象としては大金、リアルには大したことない金額なのだ。
リアルには大したことないという意味は、労働に置き換えると、長い労働人生の中で、たった数カ月分にしかあたらないという意味。
偶然ならパーッと使い切る
今回のお題には、手に入れたプロセスは指定されていないが、例えばそれが偶然手に入れたお金ならば、すぐに使いきってしまうほうが良いと思う。
そして、100万円という額は、冒頭に書いた1億円に比べれば、すぐに使い切る額として調度良い。
実は、数年前に身内が100万円を手に入れた。宝くじに当選したのだ。
この時の使いみちは、海外旅行に行って「まあまあ」贅沢するというもの。
アゴ・アシ・マクラを、普通よりも少し贅沢して、さらに滞在期間もすこし延ばしたら、だいたい使い切れるくらいの金額になったそうだ。
身内ながら、使い方としては巧い。
充分に「非日常」を味わえるし、一度で使い切るからその贅沢に体が慣れてしまうこともない。
お金の使い方には2種類ある。
消費と投資だ。
消費は使うだけ、投資は未来のことを見据えて使うこと。
もし手に入れたお金が、労働などエネルギーを費やして得たものならば、その使いみちは投資が望ましい。
一方、宝くじのように偶然手に入れたお金は、消費の方が良い。
入金経路と出金経路には、ある程度の筋を通したほうが良い。
ちなみに、これに関しては特に根拠はなく、堂々ということでもないが、「なんとなく」だ。
また、贅沢なお金の使い方をするくらいなら、恵まれないひとに寄付をするというお金の使い方もあるにはあるが、自分としては贅沢なお金の使い方をしたほうが良いという意見だ。
その辺りは、過去に投稿している。
(下部リンク参照)
ちなみに、自分は今まで一度も宝くじを買ったことすらない。
だから、偶然100万円入って来ることはほとんどない。
従って、こういったことに想像を膨らませても、あまり意味がないのかもしれない。