フロッピーディスク
それを最近感じたのは、「保存」ボタン。
そして、いまはフロッピーディスクは殆ど見かけない。
灯油ポンプは本当にドクター中松。
素晴らしい。
雨戸
知り合いが、雨戸の存在を知らなかったのには驚いた。
台風や大雨の日に雨戸を閉めて電気を消すと、家の中が本当に真っ暗で静かになり、子どもの時にワクワクしたものだ。
しかし、確かに最近の家屋には雨戸がないところも多くある。
シャッターに取って替わられたのか、はたまた他に理由があるのかは定かではない。
下駄箱
下駄箱という名前も変だ。
下駄も、少し拡げて雪駄も、最近では殆どみかけないが、下駄箱というネーミングは今でも普通に使われる。
レコード会社
ちなみに、自分は音楽関係なので、レコード会社というネーミングにも一言添えておきたい。
今でもレコード会社と呼ぶ割に、レコードは殆ど生産されていない。
しかし、レコードというのはもともと「記録」という意味だ。
つまり、レコード会社の「レコード」は、黒い円盤のレコードのことではなく、記録を担当する会社、という意味。
餅まき
これはもう無いだろう、と思っていて最近みかけたのが、餅まき。
新しく家を建てた時に、木造の骨組みまで出来上がった状態で、その家に住む予定の家族、またはその関係者が、近所の集まった人たち相手に、上から餅をまく、という行事。
餅だけでなく、たまに五円が入っていたりするので、それを目当てに行ったこともあるが、五円はもちろん、餅も顔に当たったら結構痛いので、当時から嫌だな、と感じていた。
そもそも、食べ物を大切にと言っておきながら人に向かって投げるとは何事か、と大人の矛盾に腹を立てていた。
こういう偏屈なところこそ、自分はちっとも変わっていないのはどうなのだろう、と思うが、三つ子の魂百まで、ということなのだろうか。
餅まきを見た、と言っても、餅まき自体をみたわけではなく、その予告のバカでかい垂れ幕を見たのだ。
一文字が人ひとり分あるくらい大きな字で書いてある垂れ幕で、嫌でも(別に嫌ではないが)目に付く。
昔は餅まきにもよく行ったな、といったノスタルジーに浸ることは全く無く、まいた後の掃除はしっかりしてほしい、と願うばかりだ。