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2日前の記事だ。
タイムズカーシェアは、自分の住んでいる地域にも展開しており、利用している知り合いも多い。
確かに便利だろう。
自分は今自家用車を持っているので使うことはないと思うが、今学生で、お金がないけれども車が使いたいという人なんかにとっては、最高の使い勝手だろう。
まず車を所有すると、
- 車体費
- 燃料費
- 車検費
- 税金
- 駐車場代
- 保険代
が必ず発生する。
アルバイトでどうにかなる金額ではない。
自家用車を持つ理由があるとすれば、これだけのお金を払ってでも、所有欲を満たしたい、またはわずかばかり上回る便利さを享受したいということだろう。
(では自分がなぜ持っているのか、ということになるが、それは長くなるので割愛)
タイムズカーシェアに関して言えば、発生するのは
- 会員基本料
- 使用代(時間依存)
だけだ。
なんと、燃料費もかからない(というか含まれている、とのこと)。
燃料費がかからないこともそうだが、他にも既存のレンタカーとの違いはある。
その一つが、利用のスムーズさだ。
予約、使用、返却まで全てをスマホで可能。
24時間対応、アプリで空車を見つけて予約可能。
誰かと話して手続きをするといった手間は一切不要だ。
様々な分野で起こる変化
冒頭記事の内容は、つまり「現在よくいわれる“若者のクルマ離れ”は、“若者のクルマ購入離れ”である」という文章に集約されている。
これは、クルマだけでなく様々な分野で起こっている現象だ。
例えば、若い女性を中心に普及しているメルカリというサービス。
シンプルなフリーマーケットサービスだ。
しかし、なんといっても出品、購入が驚くほど簡単だ。
タイムズカーシェアと同じように、全てがスマホアプリで完結する。
これらが普及してきた理由は、よくよく考えれば当たり前だ。
これらのサービスは共通して、簡単・便利・エコを実現しているから。
ウィザード形式を採用してあり、それをすすめるだけで登録が終わり、初回登録以降は指紋認証のみでログイン可能という簡単さだ。
「便利」は言うまでもない。
カーシェアの便利さは上述したが、音楽聞き放題も、検索して聴く、これだけだ。
目的の音源を探すために、CDショップやレンタルショップに行って探すことと比べると、時間だけを考えても相当に早い。
ちなみに、「わざわざ出かけるのが良い」という意見もあるが、それは否定しない。
要は選択的自由で、その選択肢に「より便利」な項目が増えたというだけだ。
そしてエコ。
カーシェアやメルカリは、いわゆるリサイクルと言える。
「放題」サービスは、データなので、これはデータ全般に言えることだが、使用する分だけの在庫を用意する必要はない。
こと日本においてはごみ問題も深刻ということから考えると、やはりエコだ。
いくら批判しても、これらのサービスが批判に反応して減っていくことは想像できない。
サービスを与える方も受ける方も、こういったことを冷静に、長い目で捉えていく事が求められる時代になるだろう。
つまり、クルマ購入離れをどう捉えるか、だ。