日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

宗教色はどこまで許されるかと、保護者のあり方

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民間の幼稚園や保育園の中には、宗教色を全面に押し出しているところも少なくない。

 

自分が行った幼稚園も仏教色が強かったところで、数珠を持って色々する(?)のだが、その年齢の子に、慎ましやかにと言うのも土台無理な話で、当然のように数珠はおもちゃに変わる。

 

振りまして、ちぎれて、珠が飛び散り、こっぴどく怒られる、という容易に予測がつく事態が幾度となくあった。

 

人の記憶のメカニズムはまだまだ解明されてないことも多いようで、幼稚園に限らず、よく覚えている思い出は、こういった「良くない」ことの方が多いと思うのは気のせいだろうか。

 

宗教にお金が絡むとNG

 

さて、自分の娘の通う幼稚園はキリスト教の幼稚園で、クリスマスにちなんだ催しが今日行われた。

 

内容は、さすがにキリスト教の幼稚園だけあって、楽しくプレゼントをあげて、といったものではなく、園児によるキリスト誕生にまつわる演劇だ。

 

園児以外にも聖歌隊がいて、非日常感バリバリ。

 

良いかどうかは別にして、恐らく大人社会になってここまで宗教色を出すことは、批判を招くだろう。

すぐに炎上する現代ならば尚更だ。

 

正直このくらいならば別に構わないと思うが、もちろん程度によってはまずい。 

特にお金が絡んで来ると、かなりまずい。

何かを買わせるとか、何かに参加させて参加費をとるなど。

実際にそういったことがあるかどうかは知らない。

少なくとも娘の幼稚園ではない。

良かった。

 

注意される保護者

 

催しは多目的ホールの様な場所で行われたが、客席の前半分は園児が占めてることもあり、とても保護者は入りきれない。

 

すると、入り口の周りがごった返すことになるが、いわゆるママ友同士という人たちも多い。

 

したがって、おしゃべりが始まる。

 

おしゃべりの声量は次第に大きくなり、中で行われている演劇に影響が出る。

そして、先生に怒られる。

しばらくは静かだが、次第に声量はあがっていき、注意され、の繰り返し。

 

保護者は子供の鑑であるべきだ。

あれでは、子供に静かにしなさいというという親の躾の説得力が失われる。

 

保育士さんは保護者よりも年下のこともあって、立場上注意もしにくいだろう。

より一層の気遣いをする必要がある。

 

 

単純な自分の感想を言えば、保護者としてこういう催しに参加するのは苦手だ。

演劇をしている我が子を見るのはもちろん微笑ましいものだが、子供を見ることよりも、それを写真や動画におさめることに躍起になっている保護者を目にすると、やれやれ、という気持ちになる。

 

人の自由なので、他の人に迷惑をかけない限り批判されることではない。

単なる主観的感想だ。

 

 

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