日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

犯罪、加害者、被害者、刑罰

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昨日は防犯カメラの件を投稿しましたが、こちらも「やっと」という印象です。

 

日本を始め、世界の多くの国は量刑です。

罪が重ければ重いほど罰も厳しい。

万引きと殺人を同じ重さの罪にはしない、それに応じた刑罰がなされるということですね。

 

作家の松本清張は、人が殺人を犯す時は精神が極限状態にあるので、犯行動機を探ることは、その人間自体を分析することに近い、と言っていたそうです。

 

殺人に限りませんが、罪の重さは犯罪を犯す背景にも左右されます。

 

なんの理由もなく殺人を犯した場合の罪と、長年嫌がらせを受けた結果精神を病み、復讐で殺人を犯した場合の罪は、重さが違うという事です。

当たり前ですが、理由はともあれ罪は罪です。

 

では、性犯罪にはどういう犯行動機が考えられるのでしょうか。

間接的な動機を言い始めたらキリがないのですが、直接的な動機は、本人の曲がった欲望のみではないでしょうか。

そしてそこに酌量の余地があるかと言えば、ほとんどないように思います。

 

簡単に言えば、やむなく性犯罪を犯してしまった、ということは殆どないのだと思います。

そう考えると、加害者に対する刑罰は軽いと思わざるを得ません。

 

これはかなり尖った意見だと思いますが、性犯罪者は全員極刑でも良いと思っているくらいです。

繰り返しますが、酌量の余地が無い上、被害者の傷は相当に深い。一生を揺るがすことになります。もちろん忘れることは不可能に近い。

 

性犯罪被害者のほとんどは女性。女性に生まれたということが、被害を受ける原因になってしまうことなんて絶対にあってはなりません。

男女は平等ではなくても公平であるべきです。

 

このように、性犯罪が極刑でない理由がわかりません。

 

 

とてもありふれた意見ですが、日本は加害者に甘く被害者に厳しいと思わざるを得ません。

それは刑罰に関してもそうですが、マスコミも同じです。

性犯罪は違うようですが、例えば殺人の被害者の顔写真はどんどん報道され、 被害者家族の家にはマスコミがおしかけます。

しかし一方で、加害者の更生のためにということも言い続けます。

 

犯罪を犯した人間は、基本的人権すらない、とは思いません。

真っ当に罪をつぐなうべきです。

しかし、それに比べ被害者に対する報道規制がされることはありません。

あるのかもしれませんが、庶民である私からは、決して規制がかかっているとは思えません。

 

先進国と犯罪は切っても切り離せません。残念ながら。

だからこそ、犯罪、加害者、被害者、刑罰、これらを本当にしっかり議論する必要があるのではないでしょうか。

 

国会を見ても、これらに比べて本当にどうでも良いような審議が多い印象を受けるのは私だけでしょうか。

 

 

famo-seca.hatenablog.com

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