アナログっぽいものとテクノロジーの融合って、すごく好きです。
面白いし前衛的ですよね。
最近見つけたのがこれです。
神とテクノロジーはどうもマッチしない気がしますが、その橋架けのようなサービス。
スマート神棚コンセプト、というネーミングも面白い。
スマートと神を並べて書くと、なんかとても強そうです。
神様はそもそも賢い(スマート)ではないのか、という無粋な質問はやめましょう。
音声感知センサーがあるから「二礼二拍手一礼」の検知が可能で、検知されると神棚のLEDが点滅したりと色々な演出も考えられています。
すごいですね。
ネタでやっているのか、本気でやっているのかわかりません。
ネタでやってたとしたら、神様への冒涜だ、と批判されそうですが、ネタですることは別にバカにしているわけではなく、面白いことをしたいだけだと思うので、全然問題ないと思います。
まあ、神聖な場所でけしからん、という意見もわかりますが。
神様が存在しているとは思っていませんが、もしいたとして、このくらいのことでご立腹される神は、ちょっと心がせまいんじゃないでしょうかね。
これは以前紹介しましたね。
これなんかは、理にも叶っています。不況が続く日本ですが、お金に困っているとどうしても心が荒みますよね。
で結局犯罪にはしっちゃうこともあるでしょうけど、そんな時堂々と賽銭なんておいてあったら、犯罪の温床になってしまいます。
防犯カメラをたくさん設置するのも一つですが、電子マネーにすればその危険は大幅に減りますね。
明治神宮などで、賽銭箱から遠く離れた人が、なかばやけくそになって賽銭を投げ、それが前の参拝客の後頭部にあたって、みたいなことは良くありますよね。
この流れが神聖なものとは到底思えません。
それならば、電子マネー対応の端末を複数箇所に設置し、混雑緩和したほうが参拝客も神宮側も、いないとは思うけど神様も嬉しいんじゃないでしょうか。
神様はいないと思うけど・・・
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日本的なこととテクノロジーは、だいたいにおいて相性が悪いと思いますが、神社関連はその筆頭です。
確かに、仏像なんかを3Dプリンタで作ったり、なんなら大画面の液晶に映し出したり、となるとどうかとは思います。
それは、正月くらいにしか足を運ばない神社やお寺の特別感が薄れちゃうから、という理由です。
逆に言えば、その特別感さえ維持できれば、細かいことにとらわれずいろんなことを試してほしいものです。
何度も言いますが、神様はいないとおもうものの、もしいたら「まあ色々やってごらん」くらい心の大きなことを言うんじゃないでしょうか。
神様はいないと思うけど・・・