今週のお題「もしも魔法が使えたら」
そうですね、、、もしも魔法が使えたら、でまず考えるのは、未来を見ることです。
タイムマシーンにのって時間旅行という場合は、過去か未来か決まっていませんので、あえて未来を見ること、にします。
懐古主義、旧態依然といったことが嫌いな私にとっては、興味があるのはやはり未来なのです。
これはよくある誤解なのですが、昔のものをなんでもかんでも否定しているわけではありません。
ただ、昔のものが良いと思ったら、それをそのまま使い続けるか、それをより良くしようとするのが自然な流れだと思うので、少なくとも世の中は変わらないかより良くなる、と思っています。
そう思わないと希望がないですよね。
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しかし、もしも魔法を使えたらと言われても、意外とその案はでてこないな、と思いました。
多分そう思う要因は、私が生まれた時代とテクノロジーの進化だと思います。
テクノロジーの進化は大体においてゆったりとしており、過ぎ去ったあと振り返った時に実感できる、といったものが多いと思います。
私も、そう思う側面もありますが、そうではなくまさに体感できるレベルで進化していった、と感じることも多々あったくらい、急速にテクノロジーが進化した時代に10代20代を過ごした印象があります。
わかりやすい例があります。
私が大学に入学してバンドサークルにはいったとき、同期が約20人いました。
そのうち、PHSを持っていたのはわずか3人でした。携帯電話は0人です。
翌年新入生が私の所属しているサークルに23人入ってきました。
そのうち、携帯電話を持っていた人が19人、PHSが2人、どちらも持っていない人が2人でした。
たった1年で、携帯電話が爆発的に普及したことを実感せざるを得ませんでした。
テクノロジーが急速に進化を遂げた時は、魔法としか思えない現象が世の中にあふれます。
インターネットでGoogle Earthを見たとき、手元の携帯電話でチャットやテレビ電話ができたとき、手のひらに収まるような小さなデバイスに、CDアルバム100枚以上の楽曲が入ると知った時。
これらが世に出たときに、まさしく魔法だと思いました。
極端だと思いますか?
でも極端ではないんです。本当にその過渡期にいた人間は、目が飛び出るほどびっくりしたんです。
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魔法が使えたらやりたいこと、おそらくそれは将来本当に人類が可能にしていくことに違いありません。
誰かが言っていました。
想像できることは実現可能だ。