少し前に話題になったこの記事
キングコング 西野 公式ブログ - キンコン西野、ブチギレて収録中に帰る - Powered by LINE
こういうことって、西野さんほど有名人ではなくても身近に結構あります。
お笑い芸人さんほどではないにしても、その場を盛り上げるために、わざといじられ役をかって出る人とかいますね。
あういう人ってサービス精神旺盛で好感が持てます。
しかし西野さんの件もそうですが、いじるのが誰か、どんな場面かということも大事ですよね。
気心の知れた仲間同士ならば別にかまわないのですが、初対面のインタビュアー、しかもお笑いの現場ではなかったということで、西野さんは怒ったんだと思いますが、そりゃ当然だろう、と思いますね。
なぜこんなことを書いているかというと、私にも最近そういったことがあったからです。
仲間同士で仲良くワイワイ話していると、直接の友達ではない誰か(おそらく友達の友達だと思います)が、私をいじってくるのです。
多分初対面です。もしかして初対面ではないかもしれませんが、少なくとも気心の知れた仲ではありません。名前も知らないくらいですから。
ほぼ初対面の人に対していじりを入れるのはいかがなものかと思います。
正直腹がたちました。
◆
日本語に「人様」という言葉があります。
これは、知らない人は基本敬う、というスタンスを表しているのだと考えます。
このスタンスは、行き過ぎるとシャイになってしまい、フレンドリーさが失われるという危険がありますが、そこまでならなければ良い文化だと思います。
そもそも、人に敬意をはらうこととフレンドリーに接することは同時に可能です。
この辺がごちゃごちゃになってしまうと、
人と仲良くなりたい→周りの人がしているように自分もこの人をいじって馴染もう
という訳のわからない行為に出てしまうのかもしれません。
人と仲良くなりたいからこそ、敬意を持って接することが大切なのではないでしょうか。
これは、親しき仲にも礼儀ありという言葉とおり、仲の良い者同士でもそうですが、初対面の間柄ならばなおさらだと思います。
◆
私は、価値観が違うと思う人を矯正しようとは思わず、距離を置くことにしているので、それ以降は特にその人とは接していません。
完全に無視しているというわけでもなく、積極的にコミュニケーションをとろうとしない、という具合です。
人と接する時は気をつけたいものですね。
こういうのって、本当にマニュアルがないので自分で気付いて学んでいくしかありませんよね。