日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

心の病との向き合い方なんてわかるはずもない

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心に病を抱えている人が少なからずいます。

躁鬱症や、統合失調症など大きく見ればそれに含まれるのかもしれません。

カテゴリーの仕方は詳しくわかりませんが、素人が少し調べてわかるレベルの話でもないと思います。

その為に、専門家や医者がいるわけですからね。

 

音楽の世界にも、心に病を持っている人は多い。

音楽は、何が良いか悪いかが決まっていません。そこが魅力でもあります。

しかし、正解のないものを追い求め続けるというのは、結局心に相当の負担がかかるとも言えます。

だから、音楽の世界に心の病の持ち主が多いのは、ある意味必然なのかもしれません。

 

先日、私の後輩にあたるミュージシャンから相談の連絡がありました。

相談内容は明かせませんが、正直内容としてはどうにも答えが出ないようなものです。

「なぜ人は生きているのですか」

「音楽ってそもそもなんですか」

こういった類の相談ですね。

 

本人も認める心の病の持ち主で、通院しています。

こういう相談を受けた時に、どういった応対をするのが適切で、どういった応対が不適切なのか、ということは知っておきたいと思いますよね。

人を全く傷つけずに生きていくことは不可能ですが、できるだけ傷つけないようにふるまいたいと思うのです。

 

心の病の持ち主に、というかその彼にどんな言葉を言ってよいのか、悪いのかの判断なんて、素人の私には全然わかりません。

 

腫れ物を触るように接しているわけではありませんが、いかんせん自分自身に全く経験のないことなので、想像がつかなさすぎるのです。

こういうときは、彼の担当医と話したほうが良いと判断しました。

 

事情を彼に伝え、担当医の電話番号を聞き、こちらから電話しました。

 

しかし、担当医の対応は残念なものでした。

 

「まあ、よくあることですから、気にしなくていいですよ。テキトーに。」

 

当たり前ですが、担当医にとってはよくあることでも、世の中のほとんどの人にとってはよくあることではありません。

いちいち真面目に考えていたらキリがない、という意味なのかもしれませんが、そんなに割り切って考えられるはずもありません。

 

第一、気にならないのならば電話しませんよ。

 

 

一昔前ならば、心の病なんて単なる逃げだ、なんて言われたのかもしれませんが、今ではちゃんとした(というと変ですが)病気として認定されています。

風邪ひいて熱がでても、気合が足りないとは誰も思わないように(思う人もいるかもしれませんが・・・)、心に病を抱えていることも逃げではない、というわけです。

 

だとすれば、それを少しでも理解しようとする人を適当にあしらうような態度は避けてほしいものです

言い方の問題だとは思いますが、言い方は大問題です。

 

 

 

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