うっかりミス、ありますよね。
私は小学生の頃から、テスト、その他でうっかりミスが多くありました。
うっかりミスは、本当は理解していたり、問題なくできたりすることが、何らかの原因で答えを間違ったり、その行為自体をしくじったりすることですね。
能力が足りていなくてミスするのは仕方ないことです。
これは能力をあげるしかない。つまり原因がはっきりしています。
これに対してうっかりミスは、原因が「うっかりしていた」こと以外に見つけにくいことが多いですよね。
うっかりミスの場合、本人に悪意などはないので、寛容になってあげたいところです。
うっかりミスには寛容に、規律違反には厳格に、です。
とはいえ、うっかりミスにいくら寛容になるよう心がけても、被害が出てしまうのが難しいところです。
うっかりという言葉は、その被害の大きさを表していませんが、例えば車の運転でうっかり寝てしまったときに出る被害は甚大です。寛容になれません。
これを減らすための方法ってあるのでしょうか。
私なりに思いつくことを列挙してみます。
とにかく繰り返す
頭で考えるより、経験をしたほうが良いのでは、と思います。
身体が憶える、という段階のものならば、うっかりは減るでしょう。
自分の名前の漢字をうっかり書き間違う人があまりいないのは、親がつけてくれた漢字の意味を理解しているから、ではなく、何度も書いてきたからではないでしょうか。
ミスの起こりにくい環境を整える
本人の能力やうっかり以外、つまり環境的要因をさぐります。
書類作成での入力ミスなどは、書類のレイアウト自体がミスを起こしやすいということもあります。
この場合、「みんながやってミスしないのに、自分だけはミスしてしまう」ということがありますが、それは正直仕方のないことです。
身長がみんな違うように、ミスを防ぐ能力も違います。
大切なのは、最終的な被害を最小限に留めることです。
その為には、みんなが同じ環境でミスをしなくて自分だけがミスすることを現実として受け止めることでしょう。
決して、気合が足りない、頑張りが足りないといった精神論に陥らないことです。
生活態度を見直す
うっかりミスをすると、そのミスをしないように心がけることをまずするのは当たり前ですが、同時に「うっかりミスをあまりしない人間」になる工夫も必要です。
書類作成でミスをする人ならば、上記したミスの起こりにくい環境を整えることに加え、書類作成に限らず、ミスを起こさない(お越しにくい)人間になる工夫をする、ということですね。
例えば、睡眠はちゃんととれているのか、食生活は問題ないか、パソコンに向き合う姿勢は崩れていないか。
これらは、集中力という意味でもミスの多さに影響します。
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私もうっかりミスが多かったので、これらを気にしていると、段々と減ってきたという実感があります。
少なくとも言えるのは、うっかりミスは一朝一夕では治らないし、ゼロにもならないということがスタートだということですね。