飲酒運転の厳罰化あたりから、ノンアルコールビールがだんだんと普及してきたと思います。
最近のノンアルコールビールは、完全にアルコール0%ですが、以前は0.5%くらいはありました。
当時飲食店で働いていたので、ノンアルコールビールを注文された際でも、ちょっとばかしはアルコールが入っている旨お客さんに伝えるように、という教育を受けたのを覚えています。
偶然にもそのくらいの時期に私は酒をやめ、ノンアルコールビールを飲む機会が増えました。
そもそも炭酸飲料が好きですが、甘いのは嫌いです。
甘くない炭酸となると、炭酸水かノンアルコールビールくらいしか選択肢がないので、飲み会に参加しても、そのどちらかを注文すること多い。
ということで、私のノンアルコールビール歴は結構長いのですが、ノンアルコールビールの品質はものすごく上がったと感じます。
上記した、まだわずかにアルコールが入っていた時あたりのノンアルコールビールは、正直あまりおいしくありませんでした。
ノンアルコールビールというくらいなので、味はビールに近ければ近いほどよいわけですが、全然近くなかったと思います。
しかし、最近のノンアルコールビール、特に日本のメーカーのものは、本当によくできています。
ビールに近づいたかどうか、という基準ではなく、単純に炭酸飲料として美味しい。
さらに、糖質やプリン体まで0%にし健康面まで考慮してあり、企業努力を感じます。
今後もますます美味しくなっていってほしいと思います。
ところで、ノンアルコールビールについては、いくつか疑問があります。
まず、ノンアルコールビールは未成年は買えないそうですね。
製品の説明にそう書いてあるし、先日知り合いの子供に買いに行かせたら、販売できないと言われたそうです。
全くもって不思議でなりません。何か問題でもあるのでしょうか。
それから、職場で仕事中にノンアルコールビールを飲むのはアリか、という議論もあります。
職場の場合は、法律や条例でなくそこの責任者がルールを決めれば良いと思いますが、私は別に構わないのでは、と思います。
ダメな理由が見当たらないし、お茶なら良いわけですからね。
それから、ノンアルコールビールを飲みながら運転するのはどうなんでしょうか。
友人には、やめといたほうが良いよ、と言われることが多いのでしませんが、実はやめたほうがよい理由もわかりません。
とにかく、酒を飲まない人にとってのノンアルコールビールはとても大切な存在です。
味もさることながら、そのまわりのルールも時代に合わせて変わっていってほしいと思います。