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車関連は、今後30年でもっとも大きな変化をする業界の一つだと言われています。
そう予想されているのも納得いきます。
車って一台に乗れる人数の平均は、4人を超えるはずです。軽自動車でも4人は乗れますね。ということは、それなりの大きさがあるということになります。
一方、実際に車に同時に乗っている人数の平均は、2人いくかどうからしいですね。
確かに街行く車を見ると、1人で乗っている(つまり運転手のみ)車がたくさん走っています。
もちろん、人だけでなく荷物も運んでいますが、大した荷物も載せていない、しかも運転手のみという車はいっぱいいますね。
にも関わらず、都市部の渋滞や排気ガスが問題になっています。
すると、車には小さい方の選択肢がもっとあってほしい、という需要がうまれます。
2人用、1人用の車が普及すれば、量産で価格も落ちます。コンパクトなのでエネルギー問題にも一役買うし、もちろん車線もせまくできるので、渋滞緩和にもつながります。
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正直、車ってお金がかかりすぎると思うのです。
車体代はもちろん、燃料費、保険、税金、駐車場、そして車検代は、車を持っていると必ず発生する費用です。他にも消耗品はたくさんあります。
条件によっては、車で移動しているところを全てタクシーに置き換えても、車を所有するよりは安くなる、と言われているそうです。
車関連で言えば自動車学校もそうで、もし知り合いに外国人、しかも運転免許を持っている人がいたら、免許取得にいくらかかったか聞いてみてください。
日本の自動車学校費用は世界トップクラスです。
車は、あらゆる交通手段でもっとも発達している手段です。業界の変化はあっても、なくなることは考えにくい。
だったら、もう少し車所有にかかる費用を抑える事ができるように国にも動いてほしいと思います。
それで浮いたお金を他で使ってもらったほうが、経済も潤うと思います。
それに、最近の若者はお金がなくて車所有なんて夢、なんていう話もよく聞きますが、費用が下がれば夢ではなくなります。車移動は経済を活性化させることにもなります。
冒頭のリンクは、Amazonの車検を紹介した記事です。さすがAmazon、なんでもやりますね。
車検が安くなるのはユーザーにとって嬉しい事ですが、低価格競争が激化し、ブラック企業が生まれる温床になるのはまずい。こういう時に必要なのは国の力だと思います。
法定費用の方をさげ、せめて車所有にかかるコストを世界水準くらいまでさげる試みを模索してほしいと思っています。