自分の周りで、結構離婚の話を聞きます。
最近は離婚も以前ほどのタブーではなく、一つの立派な選択肢だという考え方があるので、増えるのは致し方ない、、、と思っていましたが、実は近年減少傾向にあるそうですね。
緩やかながら減っています。少なくとも増えてはいません。
周りで離婚の話をよく聞くのは、単純に離婚率の高い世代に自分自身が突入して、その同世代から話を聞くからなのかもしれません。
離婚も一つの選択肢という考え方自体は否定しませんが、出来ることならば離婚しないほうが良い、というのも事実でしょう。
離婚の原因は様々ですが、どちらかの浮気か、価値観の不一致等が多いのだと思います。
正当化はできませんが、浮気も結局価値観の不一致が要因となっていることも多いようですが、そもそも価値観なんていくら気の合う2人でも完全に一致する訳ありません。
そりゃそうです。血がつながっている親子、兄弟という関係でも価値観は大きく異なることがしばしば。いくら恋人であっても結婚相手であっても、価値観はぴったりというのは存在しない、と思っていたほうが良いです。
開き直っているのではなく、事実を述べているだけです。
そんなときは、やはり歩み寄りしかありません。歩み寄りというのは聞こえが良いですが、つまり妥協です。双方が少しずつ折れる、というのが大切で、どちらかが折れてばっかりだと、何かにしわ寄せがきます。それは精神病だったり浮気だったり、ですね。
それから、敬愛するジャーナリスト、佐々木俊尚さんがインタビューでおっしゃってましたが、役割分担を決めない、というのも良い方法だと思います。
例えば掃除は男が、皿洗いは女が、と決めると、やってないのを見つけた時に腹が立つものですが、最初から取り決めがないと、手が空いているほうがする、気付いたほうがやる、というシンプルな行動に出やすい。
これはかなり偏見に満ちた意見ですが、同じ男として思うに、一人暮らしの経験がない男はヤバイです。
何故かわかりませんが、料理はいまだに女性の方が率先してやる傾向があります。つまり男性の一人暮らしでの自炊率は、女性のそれと比較して結構低い。
そうすると、インスタント食品や惣菜、外食が中心になって、いわゆる家庭料理から遠のきます。そんなとき彼女ができて、家で手料理を作ってくれた時なんかは、心から感謝できます。
これは、一度手料理から離れた生活をしたからこそ味わえる感謝であって、実家でほぼ自動的に料理が出てくる生活環境の人にはムリです。
中には、毎日当然のように出てくる料理に、毎日変わらず感謝できる人もいるかもしれませんが、それは稀です。人は慣れちゃう生き物ですもんね。
そう考えれば、彼女ができた後料理を作ってくれるのは当たり前になったら結局感謝が薄れるので、つまり役割分担は明確にせず、どちらもやるのが変化があって良いのでしょう。