何かの本に書いてあったが、20代前後あたりに出会って影響を受けたものには、一生左右される、20代前後にしかそれは起こらないらしい。
これを聞いて20代前後を振り返ると、確かに、と思うことがたくさんある。
例えば本
友人がなんとなくすすめてくれた本だ。
ジャーナリストである立花隆が、今でこそ有名だったり活躍している人たちが、若いころ何をどう考え行動して、何を経験したかをインタビューした、インタビュー集。
大学でなんとなく生活していた自分には、衝撃的過ぎたくらいだ。
同じ人間で同じ年くらいの人間のなかには、ここまで必死になっている人間もいるということや、のめり込み方の異常さ(?)には本当に驚くばかりで、今でも時々読み返すことがある。
音楽では
当時アコースティックギターを練習中だった自分にとっては、始めて聞いた山弦の音(それは雑誌の付録CDだった)に度肝を抜かれ、擦り切れるほど(CD、だから擦り切れないが、、、)聞いた。そして今でも時々聞きたくなる。勿論新譜は購入する。
冒頭にも書いたとおり、20代前後にしかおこならいことだとしたら、その頃にいかに良質なものに出会うかで人生は大きく変わりそうだ。
良質なものに出会うためには?
それは、何にでも好奇心をもってチャレンジすること、人に興味をもつこと、素直になること、結局そういうどこにでもある自己啓発本に載ってそうなことになるが、やはりそういうものだろう。
しかし、その時に出会うなにかで人生が大きく変わる(当然良い方向に)と考えたら、ひとつひとつのこと、例えばアルバイトや友達との会話なんかの他愛もないことも、少し意味があるのかも、、、と思えるかもしれませんよ。