宿泊施設やお土産屋さん、たまに飲食店にも置いてますね。
見たことある人も多いと思います。
これ、本当に面白い。
いや、多分これはハマる人とハマらない人がいるのでしょうけど、私はかなりハマる方です。
昔どこかで見つけたときもかなりハマりましたが、最近友人宅に行った際に見つけて、友人放ったらかしでその場でまたハマってやってしまいました。
ルールは簡単で、4つのピースを使って図形を作るだけです。
上の画像にも完成図形の例が載っていますが、他にもたくさんあります。
たった4つのピースで出来上がる、という所が良いところです。
できそうでできない、が結構続きます。
そのシンプルさ故なのか、一度出来た図形も、数分後にもう一度作るときには、それなりの思考時間を要します。
たまに、一度出来たはずなのに全然できない、とじれったい思いをすることもありますね。
このパズル、Amazonでも売ってます。
なかなかの値段ですね。
ちょっと高いな、と思った人はレッツ自作。
絶妙な長さでできているので、丁寧に作る必要があります。
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こういう問題は、どれだけ短時間で解答にたどり着いた人がいたとしても、これを作った人の方がおそらく頭は柔軟でしょう。
解答があるという保証があれば、そこに向かってエネルギーを注ぐことはできます。
しかし、多くの人が楽しめるパズルを作ろう、となると、解答がありません。求められる柔軟さの次元が違いますよね。
私は音楽関係なので、音楽でも同じような事が言えます。
楽曲という作品を構成するたくさんの要素のうち、もっとも苦難が多いと言われるのは、作曲です。
ちなみに、音楽作品の基本的な制作過程は
- 作曲・作詞
- 編曲
- レコーディング
- トラックダウン(ミックスダウン)
- マスタリング
ですが、いわゆる「印税」としての収入は作詞および作曲だけです(もちろん例外はあります)。
作曲家や作詞家に支払われる報酬に印税を採用しているのは、その部分の苦難の多さを物語っているとも言えます。
編曲家やレコーディングに携わる演奏家、エンジニアが簡単だと言っているわけではありません。苦難の意味が違うのです。
ゼロからイチを生み出すところ、という意味ですね。
産みの苦しみ、という言葉がまさにそれです。
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結局クリエイティブな発想をする人間を養成できるかどうかも、社会のあり方(つまり教育や環境)に大きく左右されます。
そういった人間がたくさん生まれる社会であって欲しいものですね。