今回山口メンバーが犯した行為でのキーポイントは酒です。 酒のせいではない、本人の資質の問題だ、という人もいますし、実際にその通りです。しかし本人や関係者はともかく、直接関係のない私たちや社会全体からこの件を捉えるときには、やはり酒のことを考えるべきです。 つまり、酒が犯罪の温床になる場合は、それを予防する対策は必要という意味です。
似ているものにアメリカ(以外もありますが)の銃があります。私は銃規制に賛成ですが、かといって銃を持った人が全て犯罪を犯すとは思っていません。安全に役立つこともあります。それを踏まえても銃規制すべきだと思っているのです。 酒もそうですね。酒を楽しく飲むだけでまったく問題にならない人もいます。むしろ酒は百薬の長という言葉もあるくらいです。 しかし一方、今回のような事件を起こすきっかけになるのも酒です。飲酒運転も酒が要因ですし、アルコール中毒も然りです。 今回くらいわかりやすかったら、その要因に酒があることは明白ですが、暴力事件等々の要因が酒になっていることは、数字で明確に示されているよりも多いはずです。直接的な関係を示しにくいだけですね。
ところで、ここ数年はたばこの規制がすごいですね。私は酒もたばこもしませんが、どちらが犯罪の温床になりやすいかと言えば、間違いなく酒でしょう。人に迷惑をかけやすいのも、どちらかと言えば酒ではないでしょうか。
酒を完全になくすのは非現実的です。経済的な損失も計り知れないし、世論もそれを許すことは無いでしょう。 だから、私は年齢以外の飲酒規制を取り入れるべきだと思っています。 何らかの方法で、酒を飲むべきでない人を判別、飲むと罰則を与える、というものです。 何らかの方法とは何か、、、それはわかりません。 大雑把に言えば、適性テスト的なものになるでしょうね。そしてやっぱり頼るべきは人工知能です。
そもそも、酒関連の事件、事故、病気がこれだけあるのに、20歳超えたら誰でも飲酒OKというのも不思議だと思うのですが、いかがですか?
重複しますが、もしそういった酒規制に反対するのならば、アメリカの銃規制にも同じく反対しないと理屈が合いませんね。