今週のお題「何して遊んだ?」
幼少期は、とにかく外でよく遊びました。
内容は思い出そうとしても思い出せません。
遠い記憶ということもありますが、遊びのバリエーションがあまりにも多くて、ということの方が主な理由です。
自分が育ったのはごくごく普通の一軒家です。
住宅地だったのですが、残念ながら近くに公園はありませんでした。
つまり、道路で遊ぶことになります。
道路と言っても、車がどんどん走るようなところでもないので、まあ普通に遊べるわけです。
ただし、子どもなりの工夫が必要です。
野球だったら、道路でやる以上、ダイヤモンドがめちゃくちゃ縦長にしてやる、などですね。
工夫というよりも、ゴリ押しでやるといった方が近いかもしれません。
日本は家と家の間隔がとてもせまい、ということは良くないこととして語られることが多いのですが、子どもにとっては、鬼ごっこ、ケードロ、缶けり、かくれんぼをするのには逆に面白いんですね。
テレビに出てくるような、隙間をくぐり抜けて、みたいなことが本当にできるわけです。
そういうところには、そういうところに似合った虫なんかもいて、捕まえたりしていました。
刺されて大変なことになったこともありますが。何に刺されたかは覚えていませんが、痛さはよく覚えています。
◆
子どもというのは、時間さえあればとにかく遊ぶものです。
自分の子どもは4歳と2歳ですが、食事、睡眠以外は基本ずっと遊んでいます。
もう少し詳しく言うと、何でも遊びに変えます。
親の経験がある人ならばわかると思いますが、凝ったおもちゃを買い与えても、意外と親の使っている台所用品なんかを好んで遊びます。
金属製のオタマにうつっている、湾曲した自分の顔をみてゲラゲラ笑う、という風景をよく見かけます。
オタマも、子どもにかかればおもちゃに変わります。
自分の子ども時代を思い返せば、やはり公園のような場所があったら嬉しいだろうとは思います。
公園には遊具があればそれはそれで嬉しいのですが、ないならないでなんとかするのも子どものすごいところです。
広場と砂場だけでも、おそらく何時間でも遊びます。
今地方にも国にもお金はあまりありません。
公園を作るといっても、素人なのでそこにいくらくらいかかるのかはわかりませんが、安い金額でないことはわかります。
しかし、広場と柵(安全のため)くらいならばどうにかなるのではないでしょうか。
それでもかなりのお金がかかるとは思いますが、子ども時代を思い返すと、広い場所で遊びたかった、という思いはあるので、もし広場すらないところがあったら、どうにかしてほしいと思います。
それさえあれば、あとは子ども任せでどうにかなるでしょう。