基本的には合理主義なので、使わないものや不必要なものは買いません。
絵や植物などもそういった意味では不必要、となっちゃうので、結果私の部屋は無機質で殺風景です。
最近は、そういうのもどうかな、なんて思ったりします。
じゃあ、本職の音楽は、ということになりますが、音楽はそこが振り切れているところが良いんですよね。
どういうことかというと、人が生きていく上で、生物的には全く不要なはずなのに、世界中に普及している、ということです。
いまでも原始的な社会を形成する部族も多数ありますが、そういった社会にも音楽が存在することなどは、人にとっての音楽の存在を深く考えさせられるきっかけになっています。
話が最初から大きくそれましたが、要するに合理主義で無駄と思うものはあまり買わない私ですが、そんな中で、「不要だけど、でもあったらちょっぴり嬉しいもの」があります。
それは、ブックカバーです。
私は、このブックカバーを使っています。
しおり紐がついているので便利だし、値段も安いし、それから大きさのラインナップ、色のラインナップも豊富です。
しおり紐、値段などはいわゆる合理的な要因ですが、私がブックカバーになんとなくの愛着を感じるのは合理的な理由だけではありません。
でも、はっきりとした理由も特にありません(だから合理的ないのですが、、)。
なんとなく「いいなぁ」と思うのです。
合理主義の私にとっては、書籍において電子書籍が紙の本を圧倒していると感じています。
持ち運びも楽だし、内臓辞書も使えるし、しおりを挟む必要もなければ、複数のデバイス間で同期することもできます。
X-Ray機能なんかは、紙の本には到底できない超便利機能です。
あとは値段ですが、日本はブックオフやTSUTAYA中古本で文庫を買えば、いまだ電子書籍より安いのですが、新品、とくに単行本なんかはすでに電子書籍の方が値段が下がりつつあります。
とまあ、いつのまにか電子書籍の利点を書き綴っていますが、上にも書いたように、いまだ中古で買えば紙の本の方が安いので、紙の本も多く買います。
その紙の本を読む時には必ずブックカバーをつけるのですが、ブックカバーをつけるときって、なんかちょっと幸せな気分になります。
作家の村上春樹さんが言うところの「小確幸」というやつかもしれません。
先日娘に、上で紹介したしおり紐つきブックカバーのしおり紐を、いたずらで切られてしまって悲しみましたが、安いしまた買うことにします。
おすすめのブックカバーがあれば教えてください。