SNSが普及しているので、同窓会開催時に同窓生を集めるのも、以前と比較すればスムーズになったのかもしれません。 特にフェイスブックは、自分の出身校をプロフィールに入れることもできるので、公開設定にさえしておけば簡単に見つけられます。
小中高、それから大学どの同窓会なのか、はたまたどのくらいの規模の同窓会なのかによっても行くかどうかは人それぞれ違うでしょうね。 私の場合は、中学から住んでいた地域と別の中学に行ったため、小学校からの知り合いが少ない。だから小学校の同窓会には顔を出したことがありません。 成人式にも行ってないくらいです。
対して中学の同窓会は、都合がつけば出席します。今でも仲がよい中学時代の友人も結構いるし、思い返しても中学には良い思い出が多かったので、自然と参加したくなります。 高校は積極的に行こうとは思いません。 大学は、そもそも同窓会があっているかどうかも知りません・・・
さて、その高校の同窓会の出席依頼がフェイスブックを通じて来ました。 上記したようにあまり気が向かないし、当日には予定も入っているので、欠席の見通しです。
しかし、驚いたのは以下です。
参加できない方は、会費だけでも良いのでお支払いいただけませんか?振込先は〇〇・・・・
いやー、びっくりしましたね。新手の詐欺かと思ったくらいです。 会費は7000円でした。 行きもしない同窓会費7000円払う人なんているわけがない、と思ったら、コメント欄にすでに払った人がいて、これまたびっくりしました。
そもそも、同窓会って行きたいと思う人が自由に集まってすれば良いものではないんですかね。 同窓会自体の存在価値は否定しません。実際私も中学の同窓会には行っているわけだし、行ったら行ったで結構昔話しに花が咲いて楽しいものです。
しかし、それもひとそれぞれでしょう。今回同窓会を企画している人たちは、何に追われているのか知りませんが、とにかく必死なようです。 何事も真面目に取り組むのは良いことでしょうが、来ない人からもお金を集めるほど必死になる理由も正直わからないところです。
先日、ある有名な社会派ブロガーの方が、ふるさとや家族に関してつぶやいていました。 ふるさとや家族を、自分を縛るものとして捉えているのか、自分を自由にしてくれるものとして捉えるのか、ということを考えることについてでした。 その対比に、昔ながらの日本の家族と、帰るところがない難民を例にあげていて、とても納得いきました。
出身校や同窓会も、それが人を縛るものになってしまうと、先は見えていますね・・