同じ年くらいのこどもを持つ親同士で、こんな子に育ってほしい、みたいな話になることありますよね。
その中で「覇気がない子にはなってほしくない」という話が結構出ます。
確かに、覇気はないよりあったほうが良い。
でも、覇気ってなんでしょうかね?
覇気がないのになんとなく近そうなのが、おとなしいです。
でも、覇気がないのとおとなしいのは、近そうでも全然違うと思います。
実際、おとなしい子になるのは構いませんしね。
何が違うんでしょうか・・・
で、いろいろと考えたところ、感情が少しでも見て取れるのかどうか、というところに違いがあるように思います。
例えば感動するものを見たときに、明るい人は、「すげー!サイコー」ってなります。
おとなしい人は「すごいなぁ」とおだやかに、ときには心のなかだけでつぶやきます。表情はちょっとだけ笑顔、みたいな。
明るい人とおとなしい人は、表現の仕方や大きさの違いがあっても、感動しているという意味では同じ。
でも、覇気がない人は、そもそも感動しているのかどうかもわからない。
表情も変わらない、何も言わない。
心の中でなにか思っているのかもしれないけれど、それが外からは伺いしれない。
無気力、無感動、無関心っていうやつの一部ですね。
これは、覇気がない状態だと思います。
別に、みんなが感動しているものに感動しなかったら、覇気がない、ということではありません。
ただ、感動するものが普段まったく、またはほとんどない、というのが覇気がなく見える原因だと思います。
「今日も一日に感謝!」みたいなやつは私もちょっとだけ苦手ですが、それでも普段の生活のなかで楽しかったり、怒ったりする機会なんていくらでも転がっていると思います。
そういうのがほとんどないって、ちょっと嫌です。
まあ人の勝手なんですけど、少なくとも自分の子どもにはそうなってほしくないなぁ、と思います。
よし!今日もブログを書いたぜ!
これで、覇気がないようには見えないはず・・・