日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

選挙に行こう

headlines.yahoo.co.jp

 
選挙に行くことは、民主主義の根幹だ。
議会制民主主義である日本は、あらゆることを話し合った後に多数決で決定する。
国会、内閣、裁判所という三権分立の中でも、国会が国権の最高機関とみなされている理由は、国会議員が国民から投票で選ばれた人たちで構成されるから。

 

  変わらなければ、まだ良い

 
しかし、残念ながら、日本の投票率は芳しくない。

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平和ボケという言葉が示す通り、投票に行かない人の理由に、「選挙に行っても変わらない」というものがある。
 
変わらなければまだ良い。選挙に行かなくても、この平和が保たれると勝手に思い込んでいるのだろう。
しかし、社会は常に流動的だ。変わらないだけでなく、悪くなる方もあり得ることをしっかり認識するべきだ。
良くならない=変わらない、ではない。
良くならない=悪くなる、という可能性の方が大きい。
 
それから、国民の政治不信投票率を下げ、国民の声が政治に反映されなくなって、さらに政治不信が募る、という負の連鎖も起きている。
これを打破するのは簡単で、要するに選挙に行けば良いのだ。
 

年代別格差は、より深刻

 
投票率の低さも問題だが、より問題なのは、投票率の年代別格差。

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このグラフを見たら一目瞭然だが、20代・30代の投票率は60代以上に比べてとにかく低い且つ、その格差もなんと拡がりつつあることがわかる。
 
国会議員は、選挙に負けたら何も出来ない。
だから声がかれるまで演説を続け、手が腫れ上がるまで有権者と握手をし続ける。
そんな候補者は、もちろんこの投票率を把握している。
60代以上を手厚く優遇する政策を打ち出したほうが、当選する確率が高いのならば、もちろんそういった政策を掲げる。
結果、20代・30代にとっては苦しい政策になる。
 
これも全て、20代・30代の投票率が低いからだ。
若者の意見が正しいと言っているわけではない。
少なくとも同じくらいの投票率にならないと、政策に世代的な偏りが出てしまうことを嘆いているのだ。
 
今の日本に少しでも不満がある人(全く無い人はいないはずだ)は、どうか選挙に行ってほしい。
 

投票のしにくさも大いに問題

 
ところで、これまでの選挙は、とにかく投票しにくかった。
選挙のときにしかいかない公民館や学校にわざわざ足を運んでいかなくてはならないし、そこが自宅から遠いことも多々ある。
自分の場合だと、かなりの上り坂の先にある学校、しかもその2階が投票所で、エレベータもないので、汗だくになってベビーカーを押して学校に到着したあげく、2階に行けなくて困った、ということを経験した。
子育て世代にとっても非常に重要な選挙なのに、その世代のことをまったく考えていない投票所だ。
想像力の無さに辟易する。
 
今回最上部に貼ったリンクの記事の様に、より投票がしやすいように投票システムを変えていく必要があるだろう。
 
そこには、もちろんインターネットを駆使したものも近年中に出てくると思うが、早くそうなってほしいと願うばかりだ。