まるで自己啓発本のタイトルみたいですね。
でも、私はこれで結構成功しました。
あくまで経験論なので全員にあてはまるかどうかわかりませんが、一つの方法として試してみてください。
私の場合、それは「座らないこと」です。
業種にもよると思いますが、デスクワーク中心の人はとにかく座っている時間が長いはずです。
しかし、車のガソリンもエアコンの電力も最初に最も消費するように、人も始めるときが最もエネルギーを要します。
よく、一度掃除をしはじめたら止まらない、という人がいます。
これなんかはその典型で、始めてしまえば結構軌道に乗ります。
座るという行為は、大抵の場合止まっています。もちろんコンピュータを触っているので指先など多少は動いていると思いますが、運動量が多いとは決して言えません。
この状態から立ち上がって何かをするとなると、やっぱりエネルギーが必要になるのです。
その時、パソコンの操作一つでSNSや動画を見ることができてしまうと、人はどうしてもラクをしたい動物なので、そちらに流れます。
ちょっとだけ、と言ったって結局止まった状態になるので、終わった頃にはさらに行動に必要なエネルギー量は上がっています。
これを回避するのが座らない、です。
立ち仕事をしたことがある人ならばわかると思いますが、立っている場合はじっとしているのが一番疲れます。動いている方がラクです。
繰り返しますが、人はラクをしたい動物なので、立ってさえいればラクな方の行動、つまり動き回るという方を選択します。
結局メリハリかもしれません。
くつろぐためのリビングには、座り心地のよいソファを置くのは良いことです。
反面、仕事をする場所に、あまりにも快適な座り心地の椅子があるのは、デメリットもあります。
もちろん、長時間のデスクワークを強いられることもあるので、そんなときは座り心地の良い椅子を使ったほうが良いでしょう。
しかし、そうでもないとき、つまり長時間座る必要のないときでも座れてしまう、というデメリットもあるということを知っておいたほうが良いかもしれません。
大企業の社長が支店に訪れて、片っ端から整理整頓を命ずるという場面を何度か見たことがあります。
あれは、動き回っている社長ならば、動き回っている一部なので何の造作も無いことですが、座って作業しているスタッフにとってみれば、面倒だなぁということになります。
ずっと立つことは難しい。しかし、できるだけ座らないように、と思うだけでも結構代わります。
それはネットで購入できるものをあえて近所に買いに行くといった手段も有効かもしれません。
ぜひ試してみてください。