これは、私の場合はとある楽器です。
諸々の理由で具体的なモノは言えないのですが、これまで私があまり手を出してこなかった楽器ですね。
何かを購入するときって、いろんなことを考えて買います。
しかし、私の基本的な購入の考え方は、それが浪費や消費ではなく投資になるように、という買い方。
別に株やFXの話ではありません。
例えば2万円の自転車を買うとします。
その自転車を購入することによって、2万円というお金が手元を離れます。
しかし、自転車を使うことによってそれまで使っていた電車代やバス代、出先での駐車場代が浮きます。
浮いたお金の累積額が2万円を超えたら、結果的にはプラスです。
実際にはこの例のように全てをお金に換算するのは難しい。
この例であっても、例えば自転車に乗ることを習慣化することによって健康面でも改善され、長い目で見れば医療費がういた、ということも言えます。
また、自転車移動だからこそ発見した新しい店があったとすれば、それは生活に潤いを与えてくれるかもしれません。
なにも投資とはお金だけではなく、その分以上の価値をなにかしらで感じれば、投資成功とみなして良いのだと思います。
さて、今回私は楽器を買いました。
それなりのお金をかけました。
そうすると、正直そう簡単にやめられません。だってもったいないでしょう?
これはフィットネスクラブなどに有料でわざわざ通う人にも多い考えのようですが、つまりお金をかけることによってやめにくい状況をわざとつくる、というものです。
私の場合は、購入によって新しい楽器スキル習得まででは満足いきません。
今回の購入費以上のお金を、その楽器演奏で稼いでやろうともくろんでいます。
別にお金のことばかり考えているわけではありません。
しかし、こういった具体的な目標、つまり購入費以上のギャラを稼いでやる、というものがあったほうが、日々の練習に力がはいるのは間違いありません。
別にお金を稼がなくても、上記したように生活に潤いを与えてくれるという意味では問題ありませんが、その反面それは、子供がおもちゃを買うのと同じ行為だ、という見方もできてしまいます。
それに比べれば、お金を稼ぐというのは非常にわかりやすい。
いわゆる減価償却といった捉え方ですが、私はこぞってこの考え方を取り入れています。自分の意志のコントロールは、工夫次第でどうにでもなります。
何かと達成できない人は、意志が弱いのではなく工夫が足りないだけ、という可能性大ですよ。